全国で人気のある小型二輪車メーカー ベスト4
8月の小型二輪車新車販売台数は各メーカー合わせて7400台です。販売台数の多かった小型二輪車メーカーをランキング形式で振り返っていきましょう。
4位 ヤマハ(YAMAHA)
全国の小型二輪車県別新車販売台数の3位にランクインしたのは、ヤマハ。販売台数は510台となっています。
1997年にヤマハ株式会社の二輪部門が独立する形で、オートバイ製造販売業をスタート。以降、二輪車だけでなく電動アシスト自転車、発電機・電動車椅子・産業用ロボットなどの販売も手がけています。
ヤマハの二輪車はデザインにかなりこだわって作られており、シンプルでシャープな見た目をしています。過去にトヨタ「2000GT」に技術協力をしたほど、エンジンのクオリティが高く、加速・コーナリング性能に優れているのも魅力のひとつです。
小型二輪にはMT-03、トリシティ300、MT-09、MT-10、FJR1300などがラインナップするヤマハ。すべてのモデルに「ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)」が標準装備されており、安全性にもしっかり配慮されています。
3位 スズキ(SUZUKI)
全国の小型二輪車県別新車販売台数の3位にランクインしたのは、スズキ。販売台数は655台となっています。
1954年に鈴木自動車工業が発足して以降、二輪車や軽四輪の開発・販売に注力してきたスズキ。街乗り用のバイクだけにとどまらず、競技用バイク分野においても多くのシェアを誇っています。
他のメーカーと比較すると、個性的なデザインのバイクが多く、自分らしさを表現できるバイクを探している方におすすめです。バイクに名付けられた「Hayabusa(隼)」「KATANA(刀)」といった個性的なネーミングも合わさり、コアなファンが多いメーカーと言えます。
小型二輪にはバーグマン400、SV650、Vストローム650、KATANA、Hayabusaなどがラインナップするスズキ。とくに人気のHayabusaは、操縦安定性に優れたバランスの良い車体とクラス最高レベルの出力を誇っており、長きにわたって支持され続ける一台です。
2位 カワサキ(KAWASAKI)
全国の小型二輪車県別新車販売台数の2位にランクインしたのはカワサキ。新車販売台数は2029台となっており、3位のスズキを1374台ほど上回る結果となっています。
バイクの製造・販売を手がけるカワサキは、もともとバイクのほかに自動車から船、精密機械まで作っていた川崎重工グループから「株式会社カワサキモータースジャパン」の名で独立した会社です。
とくに小型二輪車に力を入れているメーカーであり、高速道路やサーキットなどスピードを出すシーンに活躍するバイクから、街乗り向けのバイクまで幅広く展開しています。
小型二輪としてはNinja ZX-4R、Ninja 400、Z650RS、Ninja 650、MEGURO、Ninja 1000などがラインナップするカワサキ。なかでもNinjaシリーズは、スポーティーなフォルムにカワサキらしいライムグリーンが取り入れられたボディをしており、男女問わず支持され続けているバイクです。
1位 ホンダ(HONDA)
全国の小型二輪車県別新車販売台数の堂々1位に輝いたのはホンダ。新車販売台数は2259台となっており、2位のカワサキをさらに230台ほど上回る圧倒的な人気を誇っています。
ホンダには大型バイクからスクーターまで様々な商品展開があり、国内でも多くのシェアを獲得しているメーカーです。排気量に対してパワーがあり、安定感のある走行が叶うことから、教習用バイクや白バイ、自衛隊の偵察用オートバイ等にも広く採用されています。
小型二輪としてはCB400、GB350、CRF450R、CB1300などがラインナップするホンダ。とくに人気のCB400シリーズは、ホンダを代表する看板モデルです。力強いパワーを誇る走破性と軽快なハンドリングが特徴で、長年乗り続ける愛好家の多い一台とも言えます。