全国軽自動車協会連合会は2023年9月4日、小型二輪車中古車販売台数について8月の確報を更新しました。

道路運送車両法で排気量が250cc以上のバイクを指す「小型二輪」。軽二輪車に比べ動力性が高く、高速道路の走行が可能などの理由で人気の小型二輪ですが、全国において各小型二輪車メーカーにおける中古車販売台数の動向は、どのようなものだったのでしょうか。

そこで今回は、「2023年8月 小型二輪中古車販売台数」を参考にしながら、全国で人気のある小型二輪車メーカーのベスト4をチェックしていきましょう。

全国で人気のある中古小型二輪車メーカー ベスト4

8月の小型二輪車中古車販売台数は各メーカー合わせて6859台です。販売台数の多かった小型二輪車メーカーをランキング形式で振り返っていきましょう。

4位 スズキ(SUZUKI)

全国の小型二輪車中古車販売台数の4位にランクインしたのは、スズキ。販売台数は659台となっています。

1954年に鈴木自動車工業が発足して以降、二輪車や軽四輪の開発・販売に注力してきたスズキ。街乗り用のバイクだけにとどまらず、競技用バイク分野においても多くのシェアを誇っています。

他のメーカーと比較すると、個性的なデザインのバイクが多く、自分らしさを表現できるバイクを探している方におすすめです。バイクに名付けられた「Hayabusa(隼)」「KATANA(刀)」といった個性的なネーミングも合わさり、コアなファンが多いメーカーと言えます。

小型二輪にはバーグマン400、SV650、Vストローム650、KATANA、Hayabusaなどがラインナップするスズキ。とくに人気のHayabusaは、操縦安定性に優れたバランスの良い車体とクラス最高レベルの出力を誇っており、長きにわたって支持され続ける一台です。

3位 カワサキ(KAWASAKI)

全国の小型二輪車中古車販売台数の3位にランクインしたのは、カワサキ。販売台数は1438台となっています。

バイクの製造・販売を手がけるカワサキは、もともとバイクのほかに自動車から船、精密機械まで作っていた川崎重工グループから「株式会社カワサキモータースジャパン」の名で独立した会社です。

とくに小型二輪車に力を入れているメーカーであり、高速道路やサーキットなどスピードを出すシーンに活躍するバイクから、街乗り向けのバイクまで幅広く展開しています。

小型二輪としてはNinja ZX-4R、Ninja 400、Z650RS、Ninja 650、MEGURO、Ninja 1000などがラインナップするカワサキ。なかでもNinjaシリーズは、スポーティーなフォルムにカワサキらしいライムグリーンが取り入れられたボディをしており、男女問わず支持され続けているバイクです。