日産自動車は2017年11月24日に新たにプレミアムスポーティーブランド「AUTECH」を日本国内に投入すると発表。今後は、既にブランド展開しているピュアスポーツブランド「NISMO」と2本柱でスポーティーサブブランドを展開していくことになる。
NISMOとAUTECHの違いとは
「NISMO」と「AUTECH」は、スポーティーパフォーマンスと言う共通土台を持ちつつ、「NISMO」は日産のモータースポーツ活動をそのDNAとしてピュアスポーツを志向するブランドとして、一方「AUTECH」は走りの性能を「NISMO」と共有しながら、カスタムカーづくりで蓄積してきた職人のこだわりを注入したプレミアムスポーティー志向のブランドです。
「NISMO」については、本年4月、「NISMO」ロードカーを、各市場のコアとなる新たなセグメントにバリエーションを広げていくことを発表している。日本市場では、「NISSAN GT-R NISMO」、「フェアレディZ NISMO」、「ジューク NISMO」、「ノート NISMO」、「マーチ NISMO」の5車種を展開。また、今年の11月21日には6車種目となる「セレナNISMO」を発売している。
セレナAUTECHを初披露
今回新たに投入する「AUTECH」ブランドは、走りのパフォーマンスを追求しながら、より上質で快適なスポーティーモデルを志向する日本の消費者のニーズに応えるために、プレミアムスポーティーブランドとして投入する。
「AUTECH」は、今回初披露する「セレナAUTECH」を皮切りに、日産のラインナップを基にブランド展開していくことになる。先日「セレナNISMO」の発表があったばかりだが、既にユーザーであるクルマ好きのテイストにより深くかかわっていきたいという意気込みが見えてくる。今後の消費者の反応にも注目だ。
LIMO編集部