LIMOが2022年9月にお届けしたガーデニング記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。
(初掲載*2022年9月13日)
朝夕の気温が下がって爽やかな気候になってきたら、そろそろ球根の植え付け時期。秋植え球根は品種が豊富で、春には色とりどりの花が楽しめます。
なかでも開花後に球根を掘り上げる必要がなく、植えっぱなしでも毎年花を咲かせる品種は初心者にもオススメ。
今回は秋植え球根の育て方や、植えっぱなしにできるオススメ品種を紹介します。
1. 球根の育て方
1.1 植え方
秋植え球根の植え込みに適した時期は品種によって異なります。早いもので9月下旬から、遅くとも11月上旬頃までには植え込みを完了しましょう。
植え付けの深さは、基本的に球根の高さの2~3倍が目安。鉢植えの場合は地植えよりやや浅めにします。球根の間隔は大きく生長したときに葉が触れ合わない程度にするのがオススメです。
1.2 日当たり
球根を植える場所はできるだけ日当たりのよい場所に。日光がよく当たると地中の温度が上がり、球根の生育を促進する効果をもたらします。鉢植えにした場合は、時間や季節によって日なたになる場所に移動するとよいでしょう。
1.3 水やり
球根植物を植え付けたあとは雨水にまかせるだけで、こまめに水やりする必要はありません。晴天が何日も続き土がカラカラに乾いているようであれば、1ヵ月に1~2回程度水を与えてください。
多湿にすると球根が土の中で腐ってしまうこともあるので気をつけましょう。
2. 【植えっぱなしでも育つ】秋植え球根のオススメ品種10選
2.1 クロッカス
寒さが残る2月頃から咲き始め、春の訪れを告げるクロッカス。白や黄色、紫の鮮やかなカラーで、花が少ない早春の庭を明るく彩ります。
背丈は10センチほどと小ぶりですが、背丈に似合わず大きな花で存在感があります。※参考価格:50~100円前後(1球)
2.2 ムスカリ
ムスカリはベルのような小花が密集する花姿が特徴。ブルーや白のほか、品種改良でピンクやツートンカラーなどカラフルな花色が登場しています。
植えっぱなしにしておくと分球してどんどん株が増えるほど繁殖力旺盛です。※参考価格:50~100円前後(1球)