【東京メトロ千代田線】もっとも混雑する区間は「町屋→西日暮里」
続いて、東京メトロ千代田線に絞った最混雑区間&混雑率のデータをみていきましょう。同調査によると、東京メトロ千代田線のもっとも混雑する区間は「町屋→西日暮里」。時間帯は「7:45~8:45」。輸送力が4万4022人に対して、6万1191人が乗車しており、混雑率は139%でした。これは東京圏の平均混雑率を大きく上回っています。
【東京メトロ千代田線】1日の駅別乗降客数は全駅で前年を上回る
東京地下鉄株式会社のホームページに掲載されている情報をもとに千代田線の駅別乗降客数の変化をみると、2022年度の駅別乗降客数は全駅で2021年度を上回りました。もっとも乗降客数が多い綾瀬は34万9331人で前年比11.1%増となっています。なおもっとも増加率が高かったのは二重橋前<丸ノ内>で前年比20.1%でした(全駅の乗降人数は【表2】を参照、一部は他鉄道との直通連絡駅および共用している駅の乗降人員の数字になります)。
大蔵 大輔
執筆者
1990年生まれ。福岡県福岡市出身。明治大学文学部史学地理学科卒。2023年に株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチに入社。モニクルリサーチ入社前は株式会社BCNで、デジタル生活を応援するランキング情報誌「BCNランキング」、流通業界特化の専門紙「BCN RETAIL REVIEW」、家電・グルメ・マネー・ヘルスケア・ライフスタイルの最新トレンドを発信するニュースサイト「BCN+R」、法人向けIT業界特化の専門紙「週刊BCN」などの媒体で編集・記者として10年間活動。業界のキーパーソンを数多く取材し、1000本以上の記事を執筆する。
専門領域は家電全般、テクノロジー、ポイ活。家電やテクノロジーの分野では、定量的なデータに基づく正確な市場分析とユーザー目線の忖度のないレビューを得意とする。ポイ活の分野では、関係者への取材と実践を通して得た知識をもとに、消費者に利便性を分かりやすく伝える記事を多数執筆。セミナーや座談会のモデレーターも務める。
最終更新日:2025/04/01