Advanced Micro Devices, Inc.(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ。以下「AMD」という)が、2023年12月期第2四半期連結決算(対象期間:2023年4月2日~2023年7月1日)を発表した。
CPU製品(第4世代EPYCおよびRyzen 7000シリーズ)が大幅に伸びて売上に貢献した。営業利益の赤字も1Qより縮小した。
AMDは、パソコンのCPUやGPU(グラフィックボード)、最近ではAI向け製品に取り組んでおりAI関連企業として注目されている。
日本国内で、一番身近なAMD製品が使用されている商品は、ソニーのゲーム機「PlayStation 5(PS5)」であろうか。PS5の、CPUとGPU(グラフィックボード)はどちらもAMD製品である。
AMDの当第2四半期連結業績
2023年第2四半期は、売上高54億ドル、粗利率46%、営業損失2000万ドル、純利益2700万ドルであった。1株当たり利益(希薄化後EPS)は0.02ドルとなった。
前年同期比では軒並み減収減益であるが、1Qからは順調に業績を伸ばしていると言える。
営業損益は依然として損失(赤字)であるが、3Q以降で巻き返しを図る。