住宅ローンは各銀行によって、金利や保障内容が異なります。

住宅ローンをどの銀行で借りるか迷っている方も多いのではないでしょうか。

今回は、三菱UFJ銀行の住宅ローンの審査は厳しいかどうかを解説。あわせて、金利やメリット・デメリットも整理して紹介していきます。

三菱UFJ銀行の住宅ローンを検討している方は、当記事を参考に仮審査の申し込みを検討してみてください。

この記事を読んでわかること

  •  三菱UFJ銀行の住宅ローンの審査は厳しいかどうか
  •  三菱UFJ銀行の住宅ローンのメリット
  •  三菱UFJ銀行の住宅ローンのデメリット

三菱UFJ銀行の住宅ローンの審査は厳しい?

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三菱UFJ銀行の住宅ローンについての審査基準は明らかになっていません。

ただし、国土交通省が公開した「令和4年度 民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書」によると、9割以上の金融機関が以下の項目について、審査項目としています。

  • 完済時年齢
  • 健康状態
  • 物件の担保評価
  • 借入時年齢
  • 年収
  • 勤続年数など

安定した収入があり、返済や健康上などの問題がないことや、無理のない年間返済額の範囲内で借入金額を設定することで審査に通りやすくなるでしょう。

三菱UFJ銀行の住宅ローンのメリット

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ここからは、三菱UFJ銀行の住宅ローンのメリットを解説していきます。

三菱UFJ銀行の住宅ローンのメリットは以下の通りです。

  • 疾病保障が充実している
  • 全国の店舗窓口で相談が可能
  • Pontaポイントが貯まる
  • ワイド団信が用意されている

順番に解説していきます。

メリット1:疾病保障が充実している

三菱UFJ銀行は、通常の団信のほかに「7大疾病保障付住宅ローン ビッグ&セブン〈Plus〉」が用意されています。

金利上乗せ型と保険料支払型の2タイプがあり、金利に0.3%を上乗せする金利上乗せ型なら、3大疾病にかかったとき条件を満たせば、すぐにローン残高をゼロにすることが可能です。

保険料支払型は、保険料を毎月支払うもので、金利上乗せ型より保障条件を厳しくする代わりに、保険料が比較的安くなります。

メリット2:全国の店舗窓口で相談が可能

ネット銀行とは異なり、三菱UFJ銀行は全国の窓口で相談が可能となっています。

対面で相談したいという方には向いていると言えます。

三菱UFJ銀行の口座を持っていなくても、相談できます。

メリット3:Pontaポイントが貯まる

三菱UFJ銀行で対象の取引を行うと、毎月Pontaポイントが貯まります。

住宅ローンに関しては、ローン残高があれば毎月50ポイント貯まります。

ただし、Pontaポイントをためるには、スーパー普通預金(メインバンク プラス)の利用・三菱UFJダイレクトの利用(ログインパスワード・Eメールアドレス登録)・ポイントサービスの申し込みが必要です。

メリット4:ワイド団信が用意されている

健康上の問題を抱えている場合は、団信に加入できない場合がありますが、通常の団信より加入条件が緩和された用意されています。

健康上の問題から、通常の団信に入れなかった人もワイド団信なら入れる可能性があります。

ただし、ワイド団信に加入してローンを組む場合は、適用金利に年0.3%の上乗せとなります。

三菱UFJ銀行の住宅ローンのデメリット

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ここからは、三菱UFJ銀行の住宅ローンのデメリットを解説していきます。

三菱UFJ銀行の住宅ローンのデメリットは以下のとおりです。

  • ネット銀行と比較すると保証料が割高なケースもある
  • フラット35の取り扱いなし
  • 審査内容によって金利が高くなるケースも

順番に解説していきます。

デメリット1:ネット銀行と比較すると保証料が割高なケースもある

1つ目のデメリットは、ネット銀行と比較すると、保証料が割高になる可能性がある点です。

借入時に事務手数料や保証料として借入金額の2.2%を支払う必要があり、ネット銀行と比較すると、割高なケースもあるでしょう。

そのため、少しでも諸費用を抑えたいという方はこの点がデメリットになるかもしれません。

デメリット2:フラット35の取り扱いなし

変動金利や固定金利で考えている場合は問題ありませんが、三菱UFJ銀行の住宅ローンにはフラット35がありません。

団信に加入しなくても利用できることが、フラット35のメリットですが、三菱UFJ銀行ではそもそも取り扱っていないので、団信やワイド団信に加入できない場合は、三菱UFJ銀行の住宅ローンは諦めるしかありません。

フラット35で検討してる方は、他の銀行を検討してみるといいかもしれません。

デメリット3:審査内容によって金利が高くなるケースも

三菱UFJ銀行の公式サイトで公開されている適用金利は、あくまでも最大優遇幅が適用された場合です。

そのため、審査結果次第では金利が高くなるケースもあるでしょう。

審査結果で高い金利となれば、他の銀行と比較してみましょう。

三菱UFJ銀行の住宅ローンの金利

変動金利

年0.345%
※2023年7月適用金利
※住宅ローン/変動金利一般団信

固定金利10年

年0.690%
※2023年7月適用金利
※住宅ローン/固定10年 一般団信

固定金利20年

年1.490%
※2023年7月適用金利
※住宅ローン/固定20年 一般団信

固定金利35年

年1.340%
※2023年7月適用金利
※住宅ローン/全期間固定金利 固定31〜35年 一般団信

参考資料

まとめ

  •  三菱UFJ銀行の住宅ローンの審査基準は公表していない
  •  三菱UFJ銀行の住宅ローンのメリットは「疾病保障が充実している」「全国の店舗窓口で相談が可能」「ワイド団信が用意されている」など
  •  三菱UFJ銀行の住宅ローンのデメリットは「ネット銀行と比較すると保証料が割高なケースもある」「フラット35の取り扱いなし」など

MeChoice編集部