8月15日は2023年度の年金額の2回目が受け取れる年金支給日です。

エアコン代、熱中症対策グッズ、飲食費、旅行やレジャー…と出費が増えるこの時期。年金の支給を楽しみにしている方も多いでしょう。

一方で、「人生100年時代」とも言われる中で、長い老後生活に不安を感じている人もいるのではないでしょうか。

公的年金については、「月20万円くらいはもらいたい」と考える方もいるかもしれませんね。

では、今のシニア世代は年金はどれくらいもらえるのでしょうか?

本記事では、厚生年金をひとりで月20万円以上もらう人の割合を解説します。月20万円以上の年金を受け取るために必要な現役時代の年収も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 厚生年金「ひとりで月20万円以上」のシニアの割合は何パーセントか

厚生労働省年金局「令和3年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金受給者がもらう年金額の分布は以下のとおりです。