新NISA【月5万円・月10万円】の積立投資を年利・積立年数別にシミュレーション
積立投資をする場合、毎月の積立金額や積立期間、年利によって運用結果が大きく異なります。今回は、金融庁の「資産運用シミュレーション」を利用し、以下の条件でシミュレーションを行いました。
- 毎月の積立金額:5万円・10万円
- 積立年数:5~30年
- 年利:3.59%(※1)・7%(※2)
※1 GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の運用実績(出所:GPIF「2022年度の運用状況」)
※2 GPIFのデータより、2001~2022年まで外国株式に投資した場合の概算年利を7.0%と仮定(出所:GPIF「長期的な観点からの運用」)
※千円以下四捨五入で試算
毎月5万円を積み立てた場合
上記の図をみてわかる通り、毎月5万円を積み立てた場合、30年後には年利3.59%で3228万円、年利7.0%では6100万円になりました。
毎月10万円を積み立てた場合
毎月10万円であれば、年利3.59%でも15年で2380万円、30年で6455万円です。しかし新NISAの非課税保有限度額(総枠)は1800万円ですから、月10万円の積み立てでは途中から課税口座になります。
実際にはリスクがあり、運用成績もはじめからわかりませんが、上記のシミュレーション結果から、積立期間が長期におよぶほど運用収益も多くなることがわかります。