住まいの象徴として、また誕生日やお祝い事の記念樹として植えられる樹木・シンボルツリー。

「うちは庭が狭いから…」「マンションだから植える場所がない」というご家庭は、樹高があまり高くならない樹木を鉢植えで育ててみてはいかがでしょうか。

今回は、人気のシンボルツリーのなかから鉢植えで育てられる低木をご紹介。キレイな花が咲く花木、収穫が楽しめる果樹、目隠しとして使える常緑樹などさまざまな種類をセレクトしましたので、ぜひシンボルツリー選びにお役立てください。

鉢植えで育てられる!シンボルツリーに〈オススメの低木8選〉

〈オススメ低木1〉マートル

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春から初夏にかけて、爽やかな白い花を咲かせるフトモモ科の常緑樹・マートル。花の形状が梅の花に似ていることから「銀梅花(ギンバイカ)」という名前でも呼ばれています。

葉に美しい光沢があるので、花が無い時期でも観賞価値が高いのが魅力。秋から冬にかけてなるオリーブのような果実は、ジャムや果実酒として楽しめますよ。※参考価格:2000~4000円(5号鉢)

〈オススメ低木2〉カルミア

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パラソル型の小花と、砂糖菓子のよう愛らしいツボミが魅力のカルミア。別名「アメリカ・シャクナゲ」とも呼ばれているツツジ科の常緑樹で、春から初夏にかけて白やピンク、濃い紅色などの花を咲かせます。

一年を通して葉が落ちにくいため、外部からの目隠しとして育てるのもオススメ。夏場は直射日光を避けた涼しい場所で管理しましょう。※参考価格:2000~5000円(5号鉢)

〈オススメ低木3〉セイヨウニンジンボク

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涼しげな青紫の小花が魅力のセイヨウニンジンボク(西洋人参木)。初夏から秋にかけて開花するシソ科の落葉樹で、花と葉からはレモンのような芳香が楽しめます。

耐暑性・耐寒性・乾燥に強く育てやすいので、ガーデニング初心者にもオススメ。枝が横に張る特性があるため、やや広めのスペースで管理しましょう。※参考価格:2000~5000円(5号鉢)