Vポイント投資はVポイントを利用して投資信託を買い付けられるサービスです。

三井住友カードの利用で貯まるポイントを有効活用できるとあって、興味を持っている方も多いでしょう。

そこで今回はVポイント投資の概要やメリット・デメリットを紹介するとともに、始め方やお得な運用方法を徹底解説していきます。

この記事を読んでわかること

  •  Vポイント投資のメリット・デメリット
  •  Vポイント投資の始め方
  •  Vポイント投資のお得な運用方法

Vポイント投資とは

Monster Ztudio/shutterstock.com

Vポイント投資とは共通ポイントであるVポイントを利用して投資商品を購入できるサービスです。

Vポイントは三井住友カードのカード決済額に応じて貯まるほか、Oliveアカウントの契約者を対象とした「選べる特典」でも貯められます。

<Oliveアカウント契約者対象優待例(選べる特典)>

  • 給与・年金受取=毎月200ポイント
  • 残高1万円以上=毎月100ポイント

ほかにもSMBCデビットの利用やSMBCダイレクトへのログインでもVポイントが貯まります。

おすすめの貯め方は三井住友カード(NL)の利用

Vポイントの貯め方で最もおすすめなのが三井住友カード(NL)の利用です。

三井住友カード(NL)はポイント還元率0.5%でVポイントが貯まる三井住友カードのスタンダードカードです。

年会費無料であることや対象のコンビニ・飲食店でのタッチ決済で7%還元となる点が魅力となっています(セブンイレブン・ローソンなど)。

また、SBI証券の投資信託の積立でも0.5%のポイント還元を受けられます。

ワンポイント

年間100万円の利用予定がある方には三井住友カード ゴールド(NL)もおすすめです。

年100万円の利用を達成すれば、翌年以降の年会費が無料となるほか、継続特典として通常のポイント還元とは別に1万ポイントのプレゼントを受けられます。

Vポイント投資のメリット

Vector Stock Pro/shutterstock.com

Vポイント投資のメリットは実質無料で投資信託の買付ができる点。

1ポイント1円で投資信託を買い付けることができます。

ポイントの利用単位は1ポイントからで、投資信託購入代金の一部に利用することも可能です。

SBI証券の口座を開設する

Vポイント投資のデメリット

Vポイント投資にはSBI証券口座が必要です。

そのため、口座開設のための手間が発生します。

ただし、SBI証券の口座開設は「入力最短5分」をうたっているほどに簡単です。

公式HPから申し込み、必要事項を入力、その後マイナンバーカードなどをオンライン提出すれば、最短翌営業日には口座開設が完了します。

SBI証券の口座を開設する

Vポイント投資の始め方

Vポイント投資は以下の流れで始められます。

  1. SBI証券で口座を開設する
  2. 運用するファンドを選んで買付

まずはSBI証券で口座を開設する必要があります。

その際、利用するメインポイントを選択する項目があるので、Vポイントを選択しましょう。

※メインポイントは口座開設後に設定することも可能です。

SBI証券での口座開設後はマイページで運用するファンドを選択して買い付けます。

この時Vポイントをどれだけ利用するかを選択できるので、使いたい分のVポイントを入力します。

無事に買付できればVポイント投資完了です。

後は運用状況を確認しつつ利益を狙いましょう。

SBI証券の口座を開設する

SBI証券の投信マイレージで最大0.25%のVポイント還元

SBI証券のサービス「投信マイレージ」は投資信託の保有額に応じてポイント還元が受けられるサービスです。

Vポイントも選択でき、銘柄によって保有額の最大0.25%のポイントが還元されます。

ワンポイント

投資信託の利益は2種類あります。1つは投資信託を購入時よりも値上がりした状態で解約する譲渡益、もう1つは投資信託の保有額に応じて分配される利益です(分配金)。

出所:MeChoice編集部

Vポイントは2024年春を目安にTポイントと統合

Vポイントは2024年春をめどにCCCの「Tポイント」と統合されることが発表されています。

加盟店数15万のTポイントと三井住友カードのクレジットカードでたまるVポイントが統合することで、より便利なポイントに生まれ変わる予定です。

参考資料

まとめ

  •  Vポイント投資は1ポイント1円で投資信託を買い付けられるサービス
  •  始めるにはSBI証券での口座開設が必要
  •  SBI証券で投資信託を保有すると最大0.25%のVポイントが還元される
SBI証券の口座を開設する

MeChoice編集部