Vポイント投資はVポイントを利用して投資信託を買い付けられるサービスです。
三井住友カードの利用で貯まるポイントを有効活用できるとあって、興味を持っている方も多いでしょう。
そこで今回はVポイント投資の概要やメリット・デメリットを紹介するとともに、始め方やお得な運用方法を徹底解説していきます。
この記事を読んでわかること
- Vポイント投資のメリット・デメリット
- Vポイント投資の始め方
- Vポイント投資のお得な運用方法
Vポイント投資とは
Vポイント投資とは共通ポイントであるVポイントを利用して投資商品を購入できるサービスです。
Vポイントは三井住友カードのカード決済額に応じて貯まるほか、Oliveアカウントの契約者を対象とした「選べる特典」でも貯められます。
<Oliveアカウント契約者対象優待例(選べる特典)>
- 給与・年金受取=毎月200ポイント
- 残高1万円以上=毎月100ポイント
ほかにもSMBCデビットの利用やSMBCダイレクトへのログインでもVポイントが貯まります。
おすすめの貯め方は三井住友カード(NL)の利用
Vポイントの貯め方で最もおすすめなのが三井住友カード(NL)の利用です。
三井住友カード(NL)はポイント還元率0.5%でVポイントが貯まる三井住友カードのスタンダードカードです。
年会費無料であることや対象のコンビニ・飲食店でのタッチ決済で7%還元となる点が魅力となっています(セブンイレブン・ローソンなど)。
また、SBI証券の投資信託の積立でも0.5%のポイント還元を受けられます。
ワンポイント
年間100万円の利用予定がある方には三井住友カード ゴールド(NL)もおすすめです。
年100万円の利用を達成すれば、翌年以降の年会費が無料となるほか、継続特典として通常のポイント還元とは別に1万ポイントのプレゼントを受けられます。
Vポイント投資のメリット
Vポイント投資のメリットは実質無料で投資信託の買付ができる点。
1ポイント1円で投資信託を買い付けることができます。
ポイントの利用単位は1ポイントからで、投資信託購入代金の一部に利用することも可能です。
Vポイント投資のデメリット
Vポイント投資にはSBI証券口座が必要です。
そのため、口座開設のための手間が発生します。
ただし、SBI証券の口座開設は「入力最短5分」をうたっているほどに簡単です。
公式HPから申し込み、必要事項を入力、その後マイナンバーカードなどをオンライン提出すれば、最短翌営業日には口座開設が完了します。
Vポイント投資の始め方
Vポイント投資は以下の流れで始められます。
- SBI証券で口座を開設する
- 運用するファンドを選んで買付
まずはSBI証券で口座を開設する必要があります。
その際、利用するメインポイントを選択する項目があるので、Vポイントを選択しましょう。
※メインポイントは口座開設後に設定することも可能です。
SBI証券での口座開設後はマイページで運用するファンドを選択して買い付けます。
この時Vポイントをどれだけ利用するかを選択できるので、使いたい分のVポイントを入力します。
無事に買付できればVポイント投資完了です。
後は運用状況を確認しつつ利益を狙いましょう。
SBI証券の投信マイレージで最大0.25%のVポイント還元
SBI証券のサービス「投信マイレージ」は投資信託の保有額に応じてポイント還元が受けられるサービスです。
Vポイントも選択でき、銘柄によって保有額の最大0.25%のポイントが還元されます。
ワンポイント
投資信託の利益は2種類あります。1つは投資信託を購入時よりも値上がりした状態で解約する譲渡益、もう1つは投資信託の保有額に応じて分配される利益です(分配金)。
Vポイントは2024年春を目安にTポイントと統合
Vポイントは2024年春をめどにCCCの「Tポイント」と統合されることが発表されています。
加盟店数15万のTポイントと三井住友カードのクレジットカードでたまるVポイントが統合することで、より便利なポイントに生まれ変わる予定です。
参考資料
まとめ
- Vポイント投資は1ポイント1円で投資信託を買い付けられるサービス
- 始めるにはSBI証券での口座開設が必要
- SBI証券で投資信託を保有すると最大0.25%のVポイントが還元される
MeChoice編集部