三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)は三井住友DSアセットマネジメントのインデックスファンドです。
国内外の株式や債券を投資対象としている銘柄で、2023年5月31日時点で純資産総額は188.51億円を突破しています。
今回は三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)の商品概要やおすすめポイント、運用できるおすすめ証券会社などを解説します。三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)に興味を持っている方はぜひ参考にしてください。
この記事を読んでわかること
- 三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)の概要
- 三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)のメリット
- 三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)を運用できるおすすめ証券会社
三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)とは?商品概要を紹介!
三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)は国内外の株式や債券に投資する銘柄です。
インデックス運用のため国内外の株式市場や債券市場の値動きに連動するよう設計されています。
主な実績やステータスは下記の通りです。
項目 | 内容 |
騰落率(期間収益率) |
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ベンチマーク | 合成指数(TOPIX,MSCIコクサイ・インデックス,NOMURA-BPI(総合),FTSE世界国債インデックス[除く日本],有担保コール翌日物の合成ベンチマーク) |
購入時手数料 | 0円 |
信託財産留保額 | 0円 |
信託報酬率 | 0.242% |
投信会社名 | 三井住友DSアセットマネジメント |
基準価額 | 1万6927円 |
分配金(設定来) | 0円 |
純資産総額 | 188.51億円 |
非課税制度 |
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主な取扱金融機関(NISA) |
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主な取扱金融機関(iDeCo) |
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手数料は購入時手数料が無料、信託財産留保額も無料となっています。
また、主な手数料であり保有額に対して年率でかかる信託報酬は0.242%と十分低めの設定です。
設定来分配金は0円のため、「分配金なし」のファンドを求めている人におすすめです。
ワンポイント
分配金なしの場合、利益は再投資されて再び元本として運用されます。
このサイクルにより元本と利益が相互に大きくなる「複利効果」が期待できることから長期で資産形成を行う人におすすめです。
投資先の内訳は以下の通りです。
<資産別組入比率>
資産 | 比率 |
国内株式インデックス・マザーファンド(B号) | 20.4% |
外国株式インデックス・マザーファンド | 10.5% |
国内債券パッシブ・マザーファンド | 54.7% |
外国債券パッシブ・マザーファンド | 10.0% |
三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)のメリット3選!
三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)の主なメリットは以下の3ポイントです。
- 安定した運用が期待できる
- 低コストで運用できる
- 幅広い資産に投資できる
それぞれ詳しく紹介します。
安定した運用が期待できる
三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)は国内外の株式市場や債券市場に投資するインデックス型投資信託です。
幅広い資産・銘柄に投資することからリスク分散が効いており、安定した成長が期待できる商品です。
低コストで運用できる
投資信託で最も気をつけるべきコストは保有額に対して年率でかかる信託報酬です。
金融庁のデータによれば、つみたてNISAの対象商品で投資先を内外・海外とするインデックス型投資信託の信託報酬平均は年率0.34%(税抜き)となっています。
同じ分類に所属する三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)の信託報酬は0.242%(税込み)と、同系統の投資信託の中では十分低めです。
三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)はコストを抑えた投資信託運用にもおすすめできる商品となっています。
幅広い資産に投資できる
三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)はさまざまな資産に投資するバランスファンドです。
国内株式、外国株式、国内債券、外国債券を主要投資対象とします。
株式と債券は一般的に逆の値動きを示す傾向があるため、リスク(価格のブレ幅)を低減した運用が期待できます。
安定した運用を期待するのであれば、三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)は検討しておきたい投資信託です。
三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)のデメリットは?
三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)はベンチマーク(目標となる指標)に連動した値動きを目指すインデックスファンドです。運用には信託報酬などの各種コストがかかります。
そのため、三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)はベンチマークに対してコスト分(信託報酬)の負けが発生します。
全く同じ値動きを実現したとしても、信託報酬分のコストが損失となってしまう点がインデックスファンドである三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)のデメリットです。
なお、三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)はTOPIX(東証株価指数)など5つの指数を合成した合成指数をベンチマークに設定しています。
三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)を運用できるおすすめの証券会社4選!
ここでは三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)を運用する上でおすすめの証券会社4選を紹介します。
証券会社選びで迷っている方はぜひ参考にしてください。
- SBI証券
- 楽天証券
- マネックス証券
- 松井証券
1. SBI証券
SBI証券は、2023年中に国内株の手数料無料化を目指しており、コスト意識が高い人であれば注目必須の証券会社です。
国内の個別銘柄はもちろん、米国株をはじめ世界9カ国の銘柄に投資できます。米国株の取扱銘柄数は6000を超えており、主要ネット証券最高水準。
現在、国内株は0円から取引可能であり、IPO取り扱い銘柄数も、主要ネット証券(SBI・楽天・松井・マネックス・auカブコムの5社)の中ではダントツの実績を誇っています。
また、投資信託のサービスも充実しており、保有額の最大0.25%がPontaポイントやTポイントとして還元されるほか、投資信託の購入には「Tポイント」「Pontaポイント」を1ポイント1円として利用できるので、少額から投資したい方にも最適です。
投資信託の購入に三井住友カードを利用すれば、最大5%のポイント還元が受けられ、たまったVポイントは1ポイント1円で投資信託の買付に利用できるほか、景品との交換やキャッシュバックサービスにも使えます。
おすすめポイント
- 1日100万円までの取引なら手数料無料(国内株)
- 投資信託の保有でTポイントやdポイントがたまる
- 三井住友カードの投信クレカ積立で最大5.0%のVポイントがたまる
- IPO引受社数NO.1(2022年3月通期)
- 充実の米国株&投資信託ラインナップ
2.楽天証券
楽天証券は800万口座を超えている日本屈指の証券会社です。
楽天カードを使って投信積立を行うと、ポイント還元率最大1%で楽天ポイントが貯まるほか、投資信託の購入に楽天ポイントを利用できます。
そのため「普段から楽天ポイントを貯めている方」におすすめのネット証券会社です。
また、楽天証券と楽天銀行を連携するマネーブリッジを利用すれば、楽天銀行の普通預金金利が最大0.1%になるのも魅力的。株の購入時には、証券口座の不足分が楽天銀行の普通預金残高から自動入金される自動入出金(スイープ)サービスも便利です。
おすすめポイント
- 1日100万円までの取引なら手数料無料(国内株)
- 投資信託の保有で楽天ポイントがたまる
- 楽天カードで投資信託を購入すると楽天ポイントがたまる
- 充実のつみたてNISAラインナップ
- 楽天銀行との連携で普通預金金利が0.1%にアップ
3.マネックス証券
マネックス証券は、米国株の取り扱い数が多く、多くの米国株ユーザに利用されている証券会社です。
投信サービスも魅力的であり、マネックスカードを使って投資信託の自動積み立てを行うと、ポイント還元率1.1%でマネックスポイントが貯まります。
たまったポイントは投資信託の買付や他社ポイントへの移行などに利用可能です。
さらにマネックス証券は、IPO抽選が完全平等性なのも魅力の一つです。
証券会社によっては預かり資産の量などによって当選しやすさが決まるため、投資初心者がいきなり当選するのは簡単ではありません。
完全平等な条件で抽選されるマネックス証券なら、他の証券会社より当選しやすいでしょう。
おすすめポイント
- 米国株&中国株に強い
- マネックスカードの投資信託積立ならポイント還元率1.1%
- IPO抽選は完全平等性
- IPO投資でNISA口座が使える
- 便利なロボアドバイザー「マネックスアドバイザー」
4.松井証券
松井証券は1500本超の投資信託を取り扱う老舗の証券会社です。
松井証券では「投資信託 毎月ポイント・現金還元サービス」を実施しており、信託報酬が0.3%(税抜)を超える場合については、保有額の最大0.85%が松井証券ポイントや現金で還元されます。たまった松井証券ポイントはAmazonギフト券や3000種類以上の商品との交換等に利用できます。
おすすめポイント
- 25歳以下は約定代金に関わらず国内株の現物取引手数料が無料
- HDI-Japan(ヘルプデスク協会)主催 2022年度問合せ窓口格付け(証券業界)で12年連続最高評価
- 2023年 オリコン顧客満足度®ランキング~ネット証券 初心者部門第1位~
- 投資信託保有額の最大0.85%還元(投資信託 毎月ポイント・現金還元サービス)
- 便利なロボアドバイザー「投信工房」
三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)は多様な資産に長期投資をしたい人におすすめ!
三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)は幅広い資産に投資することから分散性が高く、安定した値動きが期待できる投資信託商品です。じっくり資産を育てる長期投資向きと言えるでしょう。
長期投資を実施する上で重要なポイントは信託報酬です。一般的なインデックスファンドの信託報酬は年率0.2%など日々かかるコストとなるため、長期で運用するほどその金額は馬鹿にできないものとなっていきます。三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)であれば信託報酬は十分低い水準と言えるでしょう。
ここまでで、三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)に興味を持った方は、本記事で紹介した証券会社等も活用して情報を集めてみるといいでしょう。
参考資料
まとめ
三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)は以下の方におすすめです。
- 安定した運用を望む方
- 低コストでの運用を望む方
- 幅広い資産に投資したい方
MeChoice編集部