静岡県を走る大井川鐵道。今Twitter上では、今だけしか見ることができない「古き良き鉄道の風景」が注目を集めています。投稿したのは、大井川鐵道株式会社の公式アカウント。
当ツイートは2023年7月10日時点で約1500件を超えるいいねを集めており、「乗りたいなぁ」「ノスタルジーですね」「昨日乗りました!とても良かったです!」といったコメントが寄せられています。
※ツイート動画は【動画1本】をご参照ください
※今回紹介するツイートは、投稿者様の許可を頂いております
夕方からノスタルジックな時間を楽しむ
「渋い電機が牽引する客車列車が日常に溶け込み、さながら「古き良き鉄道の風景」が繰り広げられています」というコメントとともに投稿されたのは、新金谷駅で撮影された動画でした。
2分ほどの動画には、レトロな列車が駅に到着し、多くのお客さんが乗り降りする様子が映っています。中にはカメラを構えている人もおり、ノスタルジックな時間を楽しんでいることが伝わってきます。
「今あるダイヤ」「今ある機関車」「今ある客車」でできることを
昨年の台風15号による被害のため、いまだに家山・千頭の区間で列車の運行ができていない大井川本線。
そういった状況の中で、地域の交通・観光資源として存在意義があるということを示すために、今ある資源で何ができるかを考えた結果、今回の企画「普通客レ」が生まれたのだそう。
企画がスタートすると、「学生の頃に乗っていた鉄道に浸りに行きたい」、「憧れていた国鉄時代の日常の列車に乗れてうれしい」など予想をはるかに上回る反響が。
通勤通学の利用客が着席できない事態になりましたが、運転開始2日目から「定期利用者専用座席」を設置。
普段の利用者にも鉄道ファンにも楽しんでもらえるように改良・改善を重ね、2023年7月13日までの延長運行が決まりました。
【#普通客レ 新金谷場面のみどころ】
— 大井川鐵道株式会社【公式】 (@daitetsuSL) July 3, 2023
お客様でにぎわうホーム、発車監視に徹する車掌、受け渡されるタブレットキャリア…
渋い電機が牽引する客車列車が日常に溶け込み、さながら「古き良き鉄道の風景」が繰り広げられています。
夕方の普通客レ、7/13まで毎日運転しています。是非お越しください! https://t.co/TI12cpoAxX pic.twitter.com/0PoL7d4W7P