10月からの受信料も引き下げ

NHKの受診料を、現行制度と新制度でいくら引き下げられたのか、【一覧表】にて比較してみましょう。

出所:総務省「日本放送協会放送受信規約 新旧対照表」より筆者作成

現行の受信料からおよそ160円から270円引き下げられる見通しです。

2020年10月に行われた受信料の引き下げ額と比べると、約4倍の引き下げ幅となっています。

また、10月からの受信料は支払い方法にかかわらず一本化される予定です。

免除は手続きが必要なので忘れないように

受診料の免除要件に該当している場合は、新たに申請手続きを実施する必要があります。

NHKでは、ホームページで7月下旬から免除申請の事前受付を開始する予定です。

しかし、早めにホームページで申請をしても、免除されるのは10月分の受信料からなので注意しましょう。

また、申請の手続きがなければ、受信料は全額免除となりません。

学生がいる世帯は、受診料が免除の対象になるかを確認して、10月までに申請の手続きを済ませておきましょう。

参考資料

川辺 拓也