飛行機を要する場合は空港からの移動も加味しよう

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京都府には空港がないため、東京から飛行機を利用する場合は伊丹空港・神戸空港・関西空港のいずれかに到着する便を選びましょう。京都市内へのアクセスがよい空港は、伊丹空港です。

なんとなく高額なイメージがある飛行機ですが、LCCなら片道1万円以下、LCC以外でも早割やキャンペーンを使えば1万5000円以下で利用できることがよくあります。

ここで忘れてはいけないのは、到着した空港から京都へ移動するための交通費がかかること。京都市内へのアクセスが最もよい伊丹空港から京都駅までのリムジンバスの所要時間は約50分、運賃は大人1人1340円です。

LCCが発着している関西空港からリムジンバスを利用する場合は、所要時間は約1時間30分、運賃は大人1人につき2600円かかります。

せっかく新幹線の切符より安い航空券を予約しても、到着した空港から京都市内への交通費を加算すると、想定より高くなることだってあり得ます。飛行機の利用を検討する際は、電卓を片手に交通費の合計がいくらになるか計算してみてくださいね。

安く行くなら高速バス・夜行バス

とにかく費用を抑えたい方には、高速バス・夜行バスがおすすめ。平日だと最安値が3000円以下、休日でも5000円以下の日がよくありますよ。所用時間は約8時間と長めですが、夜行バスを利用すれば寝ている間に京都に到着します。

京都に到着する時刻の目安は午前6~7時なので、市内の銭湯で朝風呂に入ったり、有名観光スポットを人が少ないうちに巡ったりすることが可能です。

伏見稲荷大社は24時間いつでも参拝できますし、清水寺は午前6時から拝観を受け付けています。ただし、お守りの授与や御朱印の受付の開始時刻はもう少し日が昇ってからになることを留意しておきましょう。

また、夜行バスよりは本数が少ないですが、東京-京都間を結ぶ昼行バスも運行しています。窓からの景色を眺めたり、途中で停車するSAやPAのグルメを堪能したりしながら京都へ向かうのもよいかもしれませんね。