投資信託はプロに資金運用を任せられる投資商品です。

その商品数は5000種類以上に及び、それぞれで投資方針や運用スタイルなどが異なります。

SBI証券ではうち2639本をラインナップしており、主要ネット証券のなかでは最多となる商品数を誇ります(主要ネット証券とはSBI・楽天・松井・マネックス・auカブコムの5社を指します)。

またSBI証券では投資信託の積立購入にクレジットカード決済を利用できるため、利用額に応じたクレジットカードポイントを貯められます。

※積立購入とは一定の間隔と金額で同一の商品を自動購入していく購入スタイルのこと。口座引き落としやクレジットカード決済が利用できる。

ではSBI証券の積立投資で利用するクレジットカードはどれが最もお得なのでしょうか?

今回はSBI証券の積立投資で利用できるクレジットカードを徹底比較してみましょう。

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この記事を読んでわかること

  • SBI証券の積立投資で利用できるクレジットカード
  • SBI証券の積立投資におすすめのクレジットカード
  • 三井住友カードの詳細情報

SBI証券の積立投資で利用できるクレジットカードは7種類

Geobor/shutterstock.com

まずはSBI証券で利用できるクレジットカードにはどのようなものがあるのかを確認しておきましょう。

SBI証券の積立投資に利用できるクレジットカードは大きく分類すると以下の7種類です。

  • 三井住友カード
  • 大丸松坂屋カード
  • オリコカード
  • UCSマークのついたクレジットカード
  • 東急カード
  • アプラスカード
  • タカシマヤカード

現在利用しているカードが上記の中にあるのであれば、そちらを利用すると良いでしょう。

SBI証券の積立投資で最もおすすめなのは三井住友カード

Lee waranyu/shutterstock.com

SBI証券の積立投資で利用できるクレジットカードのなかで最もおすすめなのは「三井住友カード」です。

理由としては以下が挙げられます。

  1. ポイント還元率が高い(0.5~5%)
  2. スタンダードカードは年会費が無料
  3. コンビニでポイント7%還元
  4. VISAのタッチ決済が利用できる

それぞれの項目について解説していきます。

1. ポイント還元率が高い(0.5~5%)

三井住友カードでSBI証券の投資信託を積み立てた場合、利用額に応じてVポイントがたまります。ポイント還元率は最大5%と高還元です。

実際にいくつかのカードのポイント還元率を見てみましょう。

<三井住友カードのポイント還元率と年会費>

カード

ポイント還元率

年会費

三井住友カード(NL)

0.5%

無料

三井住友カード ゴールド(NL)

 

1.00%

5500円
※年100万円利用した場合は翌年以降の年会費が永年無料

三井住友カード プラチナ

2.00%

5万5000円

三井住友カード プラチナプリファード

5.00%

3万3000円

スタンダードカードである「三井住友カード」のポイント還元率は0.5%です。

また「三井住友カード プラチナプリファード」などいくつかのカードではポイント還元率が5%に設定されています。

以下の表からも分かる通り、スタンダードカードでポイント還元率0.5%は、他社カードと比較しても高還元と言えます。

<SBI証券で利用できる主なスタンダードカードのポイント還元率と年会費>

カード名

ポイント還元率

年会費

三井住友カード(NL)

0.5%

無料

Orico Card THE POINT(オリコカード)

0.5%

無料

APLUS CARD with(アプラスカード)

0.5%

無料

タカシマヤカード (タカシマヤカード)

毎月の積立金額の

  • 0.1%(1,2年目)
  • 0.2%(3,4年目)
  • 0.3%(5年目~)

2200円
※初年度は無料

TOKYU CARD ClubQ JMB(東急カード)

0.25~3%

1100円
※初年度は無料

majica donpen cardカード(UCSカード)

0.5%

無料

大丸松坂屋カード(大丸松坂屋カード)

0.25%

2200円

VポイントはAmazonギフトカードとの交換やキャッシュバックなどに利用できるほか、投資信託の買付にも利用できます。ポイントの利用先に困ることはないでしょう。

2. スタンダードカードは年会費が無料

三井住友カードのスタンダードカードとなる「三井住友カード(NL)」は年会費が無料なので、気軽にSBI証券の積立投資に利用することができます。

一方、大丸松坂屋カードなど一部のカードには年会費がかかるため、積立額次第では年会費負けしてしまうこともあるでしょう。

まずは積立投資のクレジットカード決済を試してみる意味でも三井住友カードはおすすめです。

年100万円以上利用するならゴールドカードもおすすめ

三井住友カードのゴールドカードである「三井住友カード ゴールド(NL)」は通常5500円の年会費がかかりますが、一度年間100万円の利用を達成してしまえば、その後の年会費は永年無料となります。

ポイント還元率も0.5%のポイント還元に加え、継続特典として1万ポイントのプレゼントも受けられます。年100万円の利用予定がある方は「三井住友カード ゴールド(NL)」も検討してみましょう。

3. コンビニでポイント7%還元

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「三井住友カード(NL)」をはじめとする対象のカードで、コンビニ・飲食店を利用すると、最大7%のポイント還元を受けられる点も三井住友カードの魅力です。

以下のお店をよく利用する方は積極的に三井住友カードを検討するべきでしょう。

<最大7%還元対象店舗>

  • セイコーマート
  • セブン-イレブン
  • ポプラ
  • ローソン
  • マクドナルド
  • サイゼリヤ
  • ガスト
  • バーミヤン
  • しゃぶ葉
  • ジョナサン
  • 夢庵
  • その他すかいらーくグループ飲食店
  • すき家
  • はま寿司
  • ココス
  • ドトールコーヒーショップ
  • エクセルシオール カフェ
  • かっぱ寿司

4. VISAのタッチ決済が利用できる

三井住友カードはVISAのタッチ決済に対応しています。

そのため、コンビニなどの対象店舗ではカードを差し込むことなく、端末にかざすだけで支払いを完了できます。

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まとめ

SBI証券で投資信託を積み立てる場合は以下の理由から三井住友カードによる決済がおすすめです。

  • カード決済で積立購入ができるため、証券口座にお金を振り込む必要がない
  • 積立金額の0.5~5%がVポイントとして還元される
  • たまったポイントはAmazonギフトカードとの交換などに利用できる

投資信託の積立購入は証券口座からの引き落としでも可能ですが、毎回の残高チェックや資金の振込みといった作業が発生してしまいます。そうした面倒をカード払いによって解消できる点がカード決済全般のメリットです。

それに加え年会費無料の「三井住友カード(NL)」ならポイント還元率0.5%でVポイントがたまります。

また、「三井住友カード ゴールド(NL)」なら、0.5%のポイント還元に加え、継続ポイントとしてプラス1万ポイントの加算も受けられます。年100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料となるため、年100万円の利用見込みがある方はぜひ検討してみてください。

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MeChoice編集部