総務省消防庁は2023年5月1日から毎週火曜日に「夏期における熱中症による救急搬送人員の調査」を発表しています。今回は7月4日に発表された6月26日~7月2日の期間における調査結果を紹介します。

【総務省消防庁/熱中症情報】救急搬送数の前年同期比

2023年6月19日~6月25日の熱中症による救急搬送数は3227人(速報値)でした。前年同時期は1万4406人(確定値)で、前年同時期比22.4%となりました。ただ2022年は7月上旬に記録的猛暑に見舞われた結果の人数であり、2023年もすでに警戒すべき水準に突入しています。また47都道府県のうち、北海道と沖縄は前年同時期を上回っています。

【総務省消防庁/熱中症情報】2023年の救急搬送数推移

2023年6月26日~7月2日の熱中症による救急搬送数は3227人で前週の1584人から倍増。夏本番を前にリスクが今日上昇していることが分かります。