昨今、インターネットの普及などにより、一部では関西弁の標準語化が進んでいると言われています。

テレビでは7月の改編期に向けてドラマの番宣が増えていますが、関西以外の方が関西弁でつっこみを入れる姿もよくみられますね。

その一方で、地元民がずっと使い続けているフレーズがあるのも事実です。

そこで今回は、バリバリの関西人が「関東の人」に聞き返された、職場でよく使う関西弁を6つ紹介します。

関西弁1. なおしといて

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まず紹介するのは、「なおしといて」というフレーズです。共通語にすると、「もとの場所に戻しておいて」という意味になります。

しかし、関西圏以外の人は「なおす=直す・修理する」と受け取ってしまうことも。

「このファイルなおしといて」と言ったところ、「どこも壊れていないように見えるのですが……」と返答され、話がかみ合わなかった経験がある人もいますよ。

関西弁2. 押しピン

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続いて紹介するのは、「押しピン」。共通語だと、「画鋲」のことを指します。

職場の掲示板に連絡事項を貼るとき、「押しピンどこだっけ?」と同僚に尋ねたら、逆に「押しピンって何?」と聞き返されたエピソード持つ関西人も。

押しピンとは何なのか説明してもなかなか相手に伝わらず、画像を見せたところ「なんだ、画鋲のことか」と言われたそうです。

ただし、「押しピン」という呼び方は関西以外の地域でも使っているとの声が上げられています。

また「針のアタマに丸い金属が付いているものが画鋲、プラスチック製のものが押しピン」と使い分けている人もいます。

掲示物を壁などに固定するときに使うアレ、周りの人がどのように呼ぶのか気になりますね。