【ピノスタジオ背景シート】そろえておくとさらに便利に使えるグッズ

手軽さと機能性を踏襲しながら進化したPro版。ほぼ文句なしの製品なんですが2点だけ気になるところがありました。1つは巻グセがついてしまうところ。ターポリンより硬めの薄いプラ板のような素材なので、保管しておくと丸まったままになってしまいます。

筆者撮影

ただこれは重りを置くだけで解決します。片側はスタンドに固定されるので、もう片側ニ箇所に文鎮を置けば問題ありません。私は洋裁用の文鎮を使っています。

筆者撮影

もう1つは静電気。スタンダード版よりも静電気を帯やすく、ゴミがつきやすいのがデメリットです。

筆者撮影

こちらは除電ブラシで解決。そもそも撮影していると製品にゴミや埃が付くこともあるので、1本用意しておくと重宝します。

筆者撮影

Pro版の小さな弱点もこの2つで完全解消。私はほぼ毎日製品撮影に使っているほど必須アイテムになっています。

スタンダード版とプロ版の選び方ですが、被写体の大きさで選ぶといいでしょう。30cm四方に収まるサイズのものをよく撮るなら間違いなくプロ版がおすすめです。プロ版は単色の綺麗さも際立つので今までにない写真が撮れると思います。

筆者撮影

逆に大きいものや背景を少し離して使う用途が多い場合はスタンダード版で十分です。少し離れるだけでターポリンの素材感は気にならなくなります。

筆者撮影

最初どれを買ったら良いかわからない人は単色の白以外1枚と大理石、もしくは木目を購入するのがおすすめ。それだけで写真が10倍プロっぽくなりますよ。

1億総SNS時代には必須の製品です。

参考資料

木村 ヒデノリ