「ENEOS(5020)の株価」の業績やリスクとは。配当金の推移も確認
市況の下げ止まりや製油所稼働率上昇が株価上昇に寄与か
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ENEOSホールディングス(5020)の株価は2023年に入って以降は概ね堅調です。
業績悪化の折り込みが充分に進んだ一方で、製油所トラブルへの対処の進捗や市況が追い風材料となり、株価は緩やかな回復が進んだと思われます。
2023年度には増収増益を見込む見通しを発表したことも下支え材料となったと考えられます。今回はENEOSホールディングスの株価についてみていきましょう。
※株式分割の影響は、株価や配当金、株式数など全て遡及修正して株価を調整しています。
※記事中で記載の株価は全て終値となっています。
1. 【ENEOSホールディングス(5020)】慎重な見通しと収支悪化・製油トラブルが懸念材料か
もともとENEOSホールディングスは、2022年度第1四半期ごろから新型コロナウイルスの先行きや資源価格の不確実性を背景に、慎重な業績見通しを示していました。
それが2022年の11月に発表された第2四半期では、7〜9月の3ヶ月間で▲883億円の赤字、二四半期累積でも同事業は▲490億円の赤字になりました。
さらに2021年度に発生した製油所トラブルの改善に時間がかかるとの見通しも、株価の重しになったと思われます。
2023年に入ってからの株価推移の背景には、それまで懸念されていたこれらの事態の改善が背景にあると考えられます。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)