2023年も、もうすぐで折り返し地点。コロナウィルスも落ち着き、今年の夏は久しぶりに夏季休暇で旅行の計画を立てている方も多いのではないでしょうか。

豪華ツアーやスイートルームプランなどを見ると「お金持ちだったら…」なんて思ってしまいませんか。「お金持ち」=「富裕層」といえば、派手な生活を思い浮かべるかもしれません。

しかし、筆者が前職の信用金庫時代に接してきた「富裕層」は、世間のイメージとはかけ離れた方が多かったです。そこで今回は、「富裕層」の特徴から「お金に好かれる人」の行動や考え方についてご紹介していきたいと思います。

1.「富裕層」の特徴:1 お金の収支・資産を把握されている

富裕層というと、「お金がたくさんあるからどんぶり勘定でお金を好き放題使っている」。そんなイメージをお持ちの方は少なくないでしょう。しかし、実際は「真逆」です。

筆者が見てきた富裕層の方たちは、ご自身の収支を把握されていて、無駄遣いせずに日々の生活を過ごされています。また定期預金の金額・満期日、株式の保有額など、自身の資産も細かく把握されています。

メモ帳に細かく記入していたり、自身でエクセル表を作成していたりなど、資産を管理しておられました。税理士などに任せている部分はあるものの、自身のことはしっかりと把握されていました。

2.「富裕層」の特徴:2 普段の持ち物は質素

富裕層はブランド物を常に身にまとっているといったイメージがあるかもしれません。しかし、これも「真逆」です。普段は、ファストファッションブランドなどを好んで着られている方もいます。

私たちと同じ感覚もちゃんと持ち合わせています。大切なイベントがある時には、高価なものを身につけていらっしゃいましたが、普段から派手に振る舞っている方は少ない印象でした。