【クラフトワークでAIと共創!】レーザー加工機の進化もすごい!

もう一つ、今後の個人クリエイターにとって重要だと感じたのは、ものを作り出すツールです。ちょっとした電動工具もそうですが、3Dプリンターやレーザー加工機などの進化は目覚ましい。これらを知っているかどうか、また、所有しているかどうかで製作の過程に大きな差が出ます。

画像元:beamo公式サイト

今回使ったレーザー加工機「beamo」は幅60cmという小型にも関わらずCO2レーザーが使えるという優れもの。CO2レーザーならアクリルやガラスなど透明素材や鏡も加工できるという大きなメリットがあるので選択肢が広がります。

画像元:beamo公式サイト

30万円を切る価格でこのサイズなら十分自宅に導入できる、そうなればファブスペースに通うよりも綿密な試作が可能になります。こういう道具を知っているか、また、所有しているかが今後、クリエーターや作家にとって差別化の要素になりそうです。

【クラフトワークでAIと共創!】効率よく多様な技法を身につけられるかが鍵

プロフェッショナルが良いとされてきた時代ですが、AI時代はゼネラリストにとっても良い時代になりそうです。AIが作業を肩代わりしてくれるのであれば、人間はそれ以外の部分に集中できます。それであれば時間を多用な引き出し作りに使うのが賢明です。

私は洋裁の経験はありませんでしたが、子供の服を作りたいという目的が出来てから半年である程度できるようになりました。実際YouTubeなどには多くの解説が公開されており、これまで知ることのできなかった洋裁工場での工夫も知ることができます。

筆者撮影

もちろん上手になろうと思えばそれなりに時間はかかりますが、治具などをうまく活用すれば品質は上げられます。スピードは遅くても1点ものならそこまでデメリットにならないのでそれで構わないんです。

筆者撮影

今回初めてAIと協業してみましたが、これはゲームチェンジャーだとつくづく感じました。今後はこうした製作現場でのAIの活用法も紹介していけたらと思っています。

筆者撮影

筆者撮影

製品情報

  • 世界最小CO2レーザーカッター「beamo」
  • レーザー出力 30W(水冷)
  • 本体サイズ 縦445 横615 高177 mm / 重量 22kg
  • 加工エリア 縦210 横300 高50 mm
  • エアーアシスト搭載、カメラ位置合わせ搭載

参考資料

木村 ヒデノリ