【ガーデニング】夏の日陰で花咲く「多年草・一年草8選」でシェードガーデンを彩る！ 木陰や日当たりの良くない庭でも育つ！夏に鮮やかに咲く花々

「庭の日当たりが悪い」「玄関前の花壇が北向きで日光が当たらない」といった理由からガーデニングを諦めている人も多いのではないでしょうか。

日陰のスペースでも、耐陰性が強い植物を選べば植物を育てることは十分可能です。

日光が当たりにくい場所でもキレイな花を咲かせる植物を植え、明るくオシャレに演出しましょう。

今回は、夏の日陰でもキレイな花が咲く耐陰性が強い植物を紹介します。

夏の日陰を彩る！【耐陰性が強い多年草や一年草】オススメ8選

オススメ1. インパチェンス

日陰を好む植物の代表格ともいえるインパチェンス。赤やピンク、白や複色など色鮮やかなカワイイ花を咲かせ、日当たりが悪いスペースを華やかに飾ってくれます。

さまざまな品種があるなかでも、バラのように咲く八重咲き種「カリフォルニアローズ」は人気の品種。

本来は多年草ですが、寒さに弱く冬超しが難しいため、初夏～秋に咲く一年草として楽しみましょう。※参考価格：200～600円前後（3号ポット苗）

オススメ2. トレニア

トレニアはラッパのような可憐な小花を咲かせる植物。夏から秋にかけて白×ピンク、または白×紫、黄色×紫などのバイカラーの花姿で楽しませてくれます。

トレニアの多くが一年草ですが、品種によっては多年草もあるので好みに合わせて選びましょう。

茎を垂らすようにして花を咲かせるので、ハンギングバスケットに植えるのもオススメです。※参考価格：200～800円（3号ポット苗）

オススメ3. キョウガノコ

キョウガノコは、線香花火のような小花を集め穂状の花房をつくる植物。初夏から夏にかけて咲く多年草になり、淡いピンクや白、赤紫などの花色が揃っています。

あまり手をかけずとも株が乱れにくく、全体的な株姿が美しいのもポイント。

咲いた花は切り花にして楽しむこともできますよ。やや湿った場所を好むので、土壌が乾燥しないよう気を付けましょう。※参考価格：500～1000円（3号ポット苗）

オススメ4. アスチルベ

もふもふした穂状の花が愛らしいアスチルベ。春から夏の初めにかけて白やピンクなどのメルヘンな花を咲かせる多年草で、群生させると雲の上にいるようなナチュラルな風景を作り上げてくれます。

多湿に強いので、梅雨時期を飾る花として楽しめるのも魅力。やや多湿を好むため、土が乾燥しないよう気を付けましょう。※参考価格：500～1000円前後（3号ポット苗）

オススメ5. クロッサンドラ

少し前までは、観葉植物として育てられることが多かったクロッサンドラ。近年は品種改良化が進み、庭やプランターなどでも育てられるようになりました。

開花時期は初夏～秋になり、花色はオレンジや赤、黄色のほか珍しいターコイズ色も。

低木種に属しますが、草丈は50センチ前後とあまり大きくならず扱いやすいのもポイントです。光沢感がある葉も見ごたえバツグンですよ。※参考価格：500～700円（3号ポット苗）

オススメ6. アストランティア

赤紫やピンク、白に染まった苞を楽しむ植物、アストランティア。初夏から夏、品種によっては秋まで開花する多年草で、優しい雰囲気の草姿が人気です。

複数の品種がありますが、花付きがよくて育てやすい「ローマ」、春の新葉時のみ葉に白い模様が入る「サニングデール・バリエゲイテッド」は人気の品種。

風通しが良い涼しい場所を好みます。※参考価格：800～1200円（3号ポット苗）

オススメ7. ヤブラン

和風の庭にオススメなのは、落ち着いた雰囲気をもつヤブラン。夏から秋にかけて開花する多年草で、別名「リリオペ」とも呼ばれています。

花もさることながら葉も見ごたえがあり、とっくに葉に白のラインが入る斑入りヤブランは人気の品種。

草丈が低いコンパクトな品種は、グランドカバーとして楽しむこともできますよ。※参考価格：500～700円前後（3号ポット苗）

オススメ8. シュウカイドウ（秋海棠）

シュウカイドウ（秋海棠）は、夏から秋にかけて開花する多年草です。別名「ベゴニア・グランディス」とも呼ばれ、白やピンクのベゴニアに似た花を咲かせます。

耐暑性だけでなく耐寒性も強く、秋以降に地上部は枯れるものの、翌春に再度発芽し夏以降には開花が期待できますよ。

庭や花壇により彩りを加えたい場合は、葉の裏が濃い赤になる「裏紅シュウカイドウ」がオススメです。※参考価格：800～1000円（3号ポット苗）

夏の花はシェードガーデンで楽しもう！

植物を育てるには日光が必須だと思われがちですが、日陰や日光が当たりにくい場所を好む植物も意外と多いものです。

梅雨がくるまえに植え付けておけば、夏までには根付きステキな夏花壇を作ることができますよ。

ぜひ日当たりが悪いスペースを有効活用し、その場所だからこそできるシェードガーデンを楽しんでくださいね。

LIMO編集部