最近、岡三オンライン証券のサービスが個人投資家の間で注目されています。投資信託のラインナップを大幅に拡充したり、株式投資初心者向けにもやさしいツールが導入されたりしているのだとか。そこで今回は、投信1編集部が岡三オンライン証券にお話を伺ってきました。
ポイント1 取り扱う投資信託すべてが手数料無料!?
最近、岡三オンライン証券の投資信託のラインナップが充実しているうえ、とても買いやすくなったと評判です。担当している営業推進部・熊澤さんによると「ノーロード投資信託の充実に加え、購入時手数料がかかるロードファンドの手数料をキャッシュバックする『ZEROファンドプログラム』を今年3月21日からスタートしました」とのこと。
「ご購入時に一旦手数料をお預かりしますが、翌月中旬頃にお客様の口座にキャッシュバックさせていただきます」と、熊澤さん。同社の投資信託の構成は、ノーロード型とロード型の比率が半々の割合だということですが、そのすべてが実質手数料無料で購入できるということになります(※)。しかも、いつでも、何年使っていても、たとえ少額でも手数料ゼロ!これはとても魅力的ですね。
※ブルベアファンドは除く(~9/29まで割引キャンペーンあり)
同社はなぜこのようなサービスを始めたのでしょうか。ひとつには投資初心者がトライしやすくなるように、という配慮があるようです。「高齢化社会の進展や年金の問題への不安などがあるなかで、資産形成の重要性が増し、その入り口は投資信託だと思います。そこで会社としても投資信託に力を入れていく方針なのです。ただ、当社は後発組なので他社と違うことをやりたいと考え、(運営コストが低い)ネット証券ならではの良さを生かして一気にはじめました」と熊澤さんは話します。
ポイント2 まず投資信託から始めたいという初心者にうれしいサービスがたくさん
一方で、最近は「資産形成に本当に役立つよい投資信託」を見極めたいとする投資家が増えています。実はこの点にも、岡三オンライン証券のこだわりポイントがあります。
「新しく銘柄を採用するときに意識しているのは長期運用に適しているかどうかです。一時的なテーマ性の強いもの、残高の少ないもの、償還が近いもの、投資家に誤解を招きそうなものなどは除外しています」(熊澤さん)。ちなみに8月からはAI関連の投資信託が初めてラインナップされたそうですが、これは、AIが長期にわたるテーマになると判断したことによるものだそうです。なお、アクティブファンドについては、設定後約半年ほど動き方を見て検討しているとのこと。
現在、同社が取り扱う投資信託は約220本。「ノーロードや低コストのもののほか、手薄な資産クラスや地域に投資するものなどについても順次拡充しています。ただ、多すぎるとお客さまも迷ってしまわれますので、あまり増やしすぎないようにしようと考えています」(熊澤さん)。
たとえば、日経平均やTOPIXなど同じカテゴリのものは吟味して数本に絞るなど、厳選したラインナップになるように心がけているそうです。
また、初心者向けサービスも充実。たとえばホームページ上では毎月5ファンドに絞っておすすめファンドを紹介しているほか、7月末からロボアドバイザー「投信ロボ」もスタートしました。「簡単な7つの質問で答えていただき、モーニングスターのロジックを使って完成されたポートフォリオに基づいて投信を購入していただくというものです。100円から買えますので細かく組み合わせることができます。また、まずは少額から気軽に始めてみたいという方には毎月100円からできる積み立て投資もおすすめです。積み立て期間中ずっと、ロードファンドに対し『ZEROファンドプログラム』が適用されるので、当社で積み立て投資をされるメリットは大きいのではないかと思います」(熊澤さん)。
【コラム1】どんな投資信託が人気なの?
最近投資家にはどのような投資信託が人気なのでしょうか。低コストのものがダントツ人気かと思いきや、意外と幅広いようです。「低コストの投資信託にも一定の需要がありますが、コストにこだわらず特定のファンドの指名買い、あとは毎月分配型を選ぶ人も多いですね」と熊澤さん。さらに同社固有の特徴として、日本債券型の投資信託を買う人が多いといいます。
「当社の特徴として、投資信託の残高が3,000万円以上のお客様に『プレミアゼロ』、同じく1,000万円以上のお客様への『プラチナ』というサービスがあります。これは、該当のお客様に対し、信用取引手数料を割引したり、IPOの当選確率が上がったりするプランです。このサービスをご利用いただいている方は、残高が大きく動かない日本債券型を購入する傾向がありますね」(熊澤さん)。
みなさん、目的に応じて賢くサービスを使い分けているのですね。
ポイント3 投資信託だけじゃない!株式投資をはじめたい初心者にやさしいポイント
ところで、元々同社は株式投資の面おいても玄人のこだわりに応える仕様が盛り沢山のツールが高い評価を受けてきました。
「元々、当社はアクティブトレーダーをターゲットとしてスタートした経緯があります。ツールも板を見ながら発注できたり、画面をカスタマイズできたり、デイトレーダーにとって痒い所に手が届く仕様、他社にない機能で人気があります」と、担当の営業推進部・田村さん。ダウンロードタイプでいわゆる専業トレーダーやセミプロに大人気だそうです。
ただ、初心者が近寄りがたいかといえばそうではないのが岡三オンライン証券のすごいところ。そのひとつが先にも紹介した投資信託の充実でもあるのですが、もちろん株式投資を始めてみたいという初心者がトライしやすい工夫も凝らされています。その代表的な機能が去年リリースされた「岡三かんたん発注」。
「岡三かんたん発注は文字通り簡単に発注できる、というものです(笑)。ブラウザベースで『現物買』、『現物売』などを選ぶだけです」(田村さん)。一見してわかりやすい!「パソコン、スマホやタブレットの画面構成は同じ仕様にしています。売りと買いの注文は、実は間違えやすかったりするのですが、この画面なら間違えることも少ないはずです。また、スマホだとタップミスもありますが、これだとそうしたミスも防げると思います」(田村さん)。
携帯電話やスマホでもボタンが大きく見やすいものがありますが、それと似たようなイメージですね。「まさにそれです(笑)。はじめて使うときは、何をやっていいかわからないときがありますよね。本来はツールをいじって覚えるしかないのですが、岡三かんたん発注でしたら見ただけで想像がつくと思います」(田村さん)。
利用は初心者や年配の方を想定していたといいますが、意外にもデイトレーダーの利用も多いのだとか。「デイトレード中にタップミスをするとロスになりますが、これだとそういうロスが減ります。そういう意味での利用が増えているようです」(田村さん)
実は岡三かんたん発注は見た目がシンプルなだけで中身は結構重厚。デイトレーダーも満足できる仕様なのです。「指数系も統計も為替もついていますし、注目銘柄を登録しておくと一画面で見られる。ここから一発で発注できます。優待情報も見られる。かわいらしい画面ですが、中身は骨太なんです」と、田村さん。
ありそうでなかった機能が大充実。これならトライしてみてみたくなるのではないでしょうか。
【コラム2】気になるIPO株、株主優待などへの取り組みは?
株式投資をするなら一度は買ってみたいのがIPO(新規公開)株。「当社の場合、取り扱いはさほど多くありませんが、岡三証券幹事の銘柄は連携して扱うことが多いです。これまで地方市場は取り扱えませんでしたが、7月に名証、札証、福証など地方市場への接続も完了しましたので、IPOの取扱いは今後大幅に増やしていきます。」と田村さん。IPO株の取り扱いは、同社の場合、投資家の過去の実績に応じてS、A、Bという三段階にステージがわかれており、この順番で抽選回数が増えます。
一つ他社と大きく違うのは申し込み時の入金の扱いです。「他社では申し込みの時点で入金が必要ですが、当社の場合は「事前入金不要」で、当選後の入金で本申込としています。というのも、当たるかどうかわからないのに大きな資金を拘束されると別のチャンスを逃すかもしれないですよね。この差は意外と大きいのではないでしょうか」(田村さん)。
株主優待についても、口座開設時におすすめ銘柄を紹介した冊子がもらえます。まずは株主優待銘柄を買ってみたいという初心者の方にはうれしいサービスですね。
ポイント4 「お客さまの声」をもとにツールを改良!とにかく使いやすい!
岡三オンライン証券のツールはユーザーからセミプロ級の投資家からも初心者からも高い評価を得ていますが、なぜこのようなツールが作れるのでしょうか。その秘密は、常にお客様の声を取り入れながら進化させていこうとする姿勢にあるようです。
「私たちはお客様の声を取り入れてどんどんツールをバージョンアップしています。たとえば板を見ながら発注できるスピードショット(SS)注文の画面。これは『タイミングを逃したくない』という声にお応えして、注文したあと、どこでもいいので画面のどこかをクリックするだけで次の銘柄コードが入力できるようにしたのです。当社のツールにはこのように、お客さまの声を吸い上げて形にした機能がいくつも盛り込まれています」と、田村さん。
ツールの仕様の変更は、ほとんどがお客様のご意見に基づくものだといいますから驚きます。「ネット証券でもこの点については進んでいると自負しています」と田村さんは力を込めました。
ポイント5 情報収集にも岡三証券グループならではの強み
岡三証券グループといえば、「情報の岡三」と言われるほどに情報系で力を入れています。それは、岡三オンライン証券も同じ。グループの力を結集した情報発信が強みです。
口座を開設すると、1日2回、朝と夕方に注目銘柄などまとめたメールが届くほか、動画による取引へのアドバイス、提案も見ることができます。数字を出すリスクはあえて覚悟のうえで、初心者の方にも注意深くみてほしい情報、投資の目安などの注意点など、投資家のリスク管理の観点から情報発信しているのだそうです。
また、最近では、オンラインではないリアルのセミナーも増やしているといいます。「ネット証券とはいえ顔がみえないのは不安ですし、質問したくてもできないということもあるので」と田村さん。熊澤さんも「投資信託のセミナーも興味を持っていただけるテーマを決めて開催しています。会社帰りなどに気軽にお立ち寄りいただければと思います」と話してくれました。
まとめ
いかがでしたか。岡三オンライン証券と言えば、玄人好みの機能が多いイメージでしたが、100円からの積み立て投資や岡三かんたん発注など、実は初心者にもやさしいサービスがたくさんあるのですね。「投資初心者の方、女性や若い方にもぜひ試してみてほしいと思います」とのことですよ。ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。
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LIMO編集部