多肉植物「ハオルチア」の育て方
日当たり
ハオルチアはもともと森林の木陰や岩のすき間に生息していた植物なので、強い光は苦手。直射日光が当たらない明るい場所で育てましょう。耐陰性が強いので、やや暗い室内でも大丈夫です。
水やり
多肉植物は葉に水分を溜めているので、つねに多湿状態だと根腐れを起こすことも。生育期の春と秋は土が乾いているのを確認してから、鉢底から流れ出るまでたっぷりと水を与えます。
夏と冬は休眠期なので水やりは控えめに。ただし休眠期でも水切れすると葉がしんなりしてしまいます。月に1~2回程度は葉や土の様子を見て水やりしましょう。
肥料
肥料がなくても育ちますが、春と秋の生長期には肥料を与えると葉がふっくらしてツヤが増します。少量の緩効性化成肥料や液体肥料を与えましょう。
植え替え
ハオルチアは生育スピードがゆっくりしているので、こまめな植え替えは必要ありません。大きく生長して鉢が窮屈そうになったら、3~5月または9~10月に植え替えするとよいでしょう。
増やし方
植え替えの際に、子株がいくつもできていたら株分けのタイミング。付け根から葉を外して、土に挿しておくだけでも増やせます。株分けして作った新しい苗は、あくまでも個人で楽しむ範囲にとどめましょう。