2023年1月20日に、厚生労働省は2023年度より68歳以上に支給する年金額を、1.9%引き上げると発表しました。

しかし、総務省統計局が2023年1月20日に公表した「2020年基準 消費者物価指数」では、2022年の物価変動率は全国平均で2.5%上昇しています。

そのため、実質的に年金額は目減りしているといえるでしょう。年金の実質的な目減りや物価高によって、老後の生活はいっそう厳しくなると予想されます。

一方で、将来への不安からいち早く老後の準備をして、安心して老後の生活を送りたいと思う人もいるでしょう。

本記事では、70歳代の貯蓄額について解説し、老後の生活を豊かにするために有効な3つの対策を紹介します。