70歳代で貯蓄4000万円以上を達成するうらやましい人は何割?有効な老後対策3選
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2023年1月20日に、厚生労働省は2023年度より68歳以上に支給する年金額を、1.9%引き上げると発表しました。
しかし、総務省統計局が2023年1月20日に公表した「2020年基準 消費者物価指数」では、2022年の物価変動率は全国平均で2.5%上昇しています。
そのため、実質的に年金額は目減りしているといえるでしょう。年金の実質的な目減りや物価高によって、老後の生活はいっそう厳しくなると予想されます。
一方で、将来への不安からいち早く老後の準備をして、安心して老後の生活を送りたいと思う人もいるでしょう。
本記事では、70歳代の貯蓄額について解説し、老後の生活を豊かにするために有効な3つの対策を紹介します。
執筆者
2級ファイナンシャル・プランニング技能士/トータル・ライフ・コンサルタント
立命館大学心理学部を卒業後、大手総合保険代理店で年間300件を超える世帯のライフプランや家計の相談に従事。特定の金融商品だけでなく、幅広く中立的な視点でコンサルティングを実施するため、独立系のFP事務所へと移籍し現在も活動中。FPとしての経験や知識を活かした執筆業も並行して行っており、複数の金融メディアやニュースサイトに月間で20記事から30記事ほど寄稿している。保有資格:2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、トータル・ライフ・コンサルタント