日本円でも金貨は発行されている
もちろんこの張り紙は、硬貨と金貨を書き間違えたもの。お店がラーメン一杯で金貨を要求しているわけではありません。
この間違いには「異世界にある店かな?」といったコメントが寄せられましたが、実は日本でも明治〜大正期には流通目的の金貨が発行されていました。ただ発行数は少なく、貴重なものでは現在、1枚数千万円で販売されているものも。
また、記念貨幣として金貨が発行されることがありますが、それでも販売価格は1枚数万〜数十万円です。
実際に客がリクエスト通り金貨で払ったら、お店は逆に大量のおつりを用意する事態になりますね。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/グルメ・SNS担当
1991年生まれ。千葉県柏市出身。立正大学社会福祉学部卒業。2022年に株式会社モニクル傘下の株式会社ナビゲータープラットフォーム入社。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、世の中で話題となっている出来事の深掘りや、思わず食べたくなってしまうグルメ記事を積極的に発信している。
それ以前は、株式会社NEWSYが運営している「ニュースサイトSirabee」の編集者として、スポーツ、グルメ、トレンドの深掘りなど、幅広いジャンルの記事を執筆。とくに関東のデカ盛りグルメに詳しく、年に50店舗ほど回ったことも。
株式会社商業界でも勤務し、小売・流通業界に特化したwebメディア「商業界オンライン」の編集者として、小売業界の動向が分かる記事を執筆していた。(2023年11月27日更新)