チューリップの花後、球根はどうする?

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チューリップは球根植物なので、掘り起こした球根が元気な状態であれば、秋に再び植え付けて翌年も開花を楽しむことができます。翌年も同じ球根で花を咲かせたい人は花後も世話を続けましょう。

花が終わったら、花が散る前に花の下の部分で茎を折って摘み取ります。このときハサミは使わず、雑菌が入らないように手で摘み取りましょう。

チューリップの葉が緑のうちは水やりを続け、球根の生長を促します。6月頃になって葉が半分ほど枯れてきたら、水やりを止めて土を乾燥させます。完全に葉が枯れてきたら球根の掘り上げどきです。

球根を傷つけないように掘り上げて乾燥させた後は、ネットなどに入れて日陰の涼しい場所で保存しましょう。

まとめにかえて

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今回はチューリップの育て方や魅力、そして歴史を変えた美しい花のエピソードなどについて紹介しました。

チューリップは秋に植えるため、冬から春にかけて花が咲くパンジーやビオラとも好相性です。パンジーやビオラを植えるとき、球根を苗の下部に植えておくと水やりも同時にでき、春には両方の花のコラボレーションを楽しむこともできます。

多様な種類があるチューリップは楽しみ方もさまざまです。ぜひ思い思いに楽しんでみてくださいね。

参考資料

  • 「チューリップバブル」 情報・知識 imidas(Japan Knowledge Personal)

LIMO編集部