【注文住宅】外壁や窓で後悔したこととは?
まずは、愛知県で注文住宅を建てたご夫婦が、外壁や窓で後悔したことを紹介します。
1. 気に入った外壁材を選べば良かった
「外壁を少し節約して安い外壁材にしたのを後悔しています。少し高くなっても一目見て気に入った外壁材を選べば良かったです。
家全体が少し安っぽく見えるのが気になってしまいます」とご夫婦は言います。
国土交通省が2022年3月に発表した「令和3年度 住宅市場動向調査報告書」によると、注文住宅の土地購入費を除く住宅建築資金は全国平均で3459万円で、このうち自己資金は972万円という結果でした。
注文住宅は資金が多く必要となるため、できるかぎりコストを抑えようと努力する方も多いでしょう。
しかし、外壁は建物の保護や外観、住む人の印象を大きく左右する重要な役割があるため、外壁を節約するのはあまりおすすめしません。
また、安価な外壁材はメンテナンスが定期的に必要となったり、耐久性が低かったりする場合があります。
長期的な面も考慮しつつ、機能性やデザイン性の優れた外壁材を選ぶようにしましょう。
2. 窓の位置が良くなかった
「もっと家全体の採光を考えて窓などを配置すれば良かったです。
メインのリビングは明るくて気に入っています。しかし、寝室などは昼でも光があまり入らず、薄暗いのが気になります」とご夫婦は言います。
注文住宅の大きなデメリットは、「完成形を確認できないこと」です。
とくに採光は図面だけではイメージするのが難しいでしょう。
採光は、周辺環境や隣地の建物までの距離などにも大きく影響されます。
採光を確保するには、以下のようなポイントがあります。
- 高い位置に窓を設置する
- 南向きに部屋を配置する
- 2階リビングを採用する
採光で後悔しないためには、窓の位置を設計士と相談して決めるようにしましょう。