洗面所や階段で後悔したこと

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次に、愛知県で注文住宅を建てたご夫婦が、洗面所や階段で後悔したことを紹介します。

1. 洗面所と脱衣所を分ければ良かった

「洗面所が脱衣所にあるため、誰かが入浴していると洗面所が使えません。脱衣所と洗面所を分けるか、間仕切り扉などで仕切れるようにすれば良かったです。

そして、洗濯機の近くにクローゼットや衣類用の収納を配置すれば、より便利になったと思います」とご夫婦は言います。

近年では、洗面所と脱衣所を分けた間取りのニーズが高まっています。

そこで、洗面所と脱衣所を分けるメリット・デメリットを表にまとめました。

出所:筆者作成

洗面所と脱衣所を分けることで使い勝手は良くなるでしょう。

しかし、スペースが必要となるため、他の部屋が狭くなる可能性があります。

また建築コストも高くなるため、予算や優先順位をふまえて検討しましょう。

2. 階段のデッドスペースを活用すれば良かった

「階段の上下のスペースを深く考えずに階段を配置してしまいました。その結果、意味のない吹き抜けと壁で埋められた場所になってしまいました。

デッドスペースを活かしてトイレや収納などにすれば良かったです」とご夫婦は言います。

階段スペースはデッドスペースとなりやすい反面、アイデア次第でさまざまな活用方法があります。

  • 収納スペースを作る
  • トイレを設置する
  • 勉強スペースやワークスペースを作る
  • テレビスタンドを置く

一般的には上記のような活用方法があります。

設計士と相談して、デッドスペースが少なくなるように、有効活用の方法を考えると良いでしょう。