女性が考える「専業主婦になるために必要な夫の平均年収」
ソニー生命保険株式会社は2022年9月22日~9月26日の5日間、全国の20歳~69歳の女性1000名に「女性の活躍に関する意識調査2022」を実施し、以下の回答を得ています。
女性が専業主婦になるために必要だと思う夫の年収額のイメージは?
- 子どもがいない場合:618万円
- 子どもが1人いる場合:804万円
- 子どもが2人いる場合:980万円
- 子どもが3人いる場合:1200万円
国税庁のデータによると男性の平均給与は545万円。子どもがいない専業主婦世帯で必要とされる618万円より73万円少ない計算です。
これに対し、厚生労働省の「2021(令和3)年 国民生活基礎調査の概況」では、児童(18歳未満の未婚の者)がいる世帯の平均所得金額は813万5000円(雇用者所得では695万1000円)となっています。
子どもが1人いる専業主婦世帯に必要な年収が804万円なので、一見平均年収はクリアしているように思えます。
ただし、厚生労働省の調査結果は共働き世帯が含まれるため、夫一人あたりの年収は国税庁の平均データを参考にするといいでしょう。
子どもの人数に対して必要な夫の平均年収も、公立私立の学費や習い事の有無によって大きく変化します。