薄い花弁の重なる様子が華麗なラナンキュラス。肌寒さが残る早春に咲き始め、いち早く春の訪れを知らせてくれます。
バラのように豪華な大輪の花が魅力で、ウェディングブーケやプレゼントにも人気の花。今回はラナンキュラスの育て方や、一緒に植えるのにオススメの草花を紹介します。
ラナンキュラスとはどんな花?
- キンポウゲ科キンポウゲ属
- 球根植物
- 草丈:20~60センチ
- 原産地:中近東~ヨーロッパ
- 参考価格:150~200円前後(1球)
ラナンキュラスはもともと湿原に自生していたので、カエルを意味するラテン語「ラナ」を語源として名付けられました。また深い切れ込みが入る葉が、カエルの足に似ていることに由来するという説もあります。
開花時期は3~5月。花色は黄色やピンクなどの淡いパステルカラーから、赤・オレンジなどの鮮やかな色、さらに紫などの落ち着いたシックな色合いもあり色とりどりです。
花の寿命が長く水持ちもよいので、切り花にも向いています。「魅力的」「名声」「純潔」などの花言葉があり、縁起がよいことから結婚式でも定番の花です。
ラナンキュラスの育て方(栽培環境~水やり)
栽培環境
ラナンキュラスは日当たりがよく、冷たい北風が当たらない場所に植えましょう。開花中はなるべく雨を避けたほうがよいので、鉢植えで育てると軒下に移動できて安心です。
植え付け
球根は10月が植え付け時期。あらかじめ球根を湿らせたバーミキュライトやキッチンペーパーなどでくるみ、3日ほどかけてゆっくり吸水させてから植え付けます。
ラナンキュラスはこの吸水処理が必須で、手間がかかるため初心者にはややハードルが高いかもしれません。その場合は店頭に並んでいる発芽苗を購入して植えるとよいでしょう。
水やり
土の表面が乾いたら水をタップリ与え、とくに開花中は水切れしないように気をつけましょう。花が咲き終わる5月下旬に葉が黄色くなってきたら水やりを控えめに。葉が完全枯れたら水やりをストップします。
ラナンキュラスの育て方(肥料~球根の掘り上げ)
肥料
肥料を定期的に施すことで苗が元気になり花付きもよくなります。とくに開花期は多くのエネルギーを消費するので、月に2~3回程度液体肥料を与えるのがオススメです。
花ガラ摘み
花が咲き終わったらエネルギーを消耗させないように早めに花ガラを摘みましょう。少し花が傷みだした頃に思い切って切り取り、切り花として室内で楽しむのもひとつの方法です。
花を切る際は次の花芽が出ている場所の手前でカットしましょう。
球根の掘り上げ
枯れた後に球根をそのまま植えっぱなしにすると、夏の暑さで腐ってしまうことがあります。葉が枯れた6月頃に球根を掘り上げましょう。
その後はよく乾燥させてから風通しがよい涼しい日陰で秋まで保存します。
ラナンキュラスと一緒に植えたい草花オススメ品種5選(1~3)
1. ノースポール
白い小花が可憐なノースポール。主張しすぎない花姿で、ラナンキュラスの優雅さを引き立てる役割を果たします。生育が旺盛なので、大きくなり過ぎないように切り戻しするとよいでしょう。※参考価格:100~200円前後(3号ポット苗)
2. スイートアリッサム
スイートアリッサムは名前どおり甘い香りが魅力的。秋から春まで長い期間カワイイ花を途切れることなく咲かせます。ほふくしながら地面を埋め尽くすように咲き広がるので、グランドカバーにオススメです。※参考価格:100~300円前後(3号ポット苗)
3. ネモフィラ
青空のように透き通るブルーが清々しいネモフィラ。カーペットのように咲き広がり、鉢植えにするとしだれる姿が楽しめるでしょう。ラナンキュラスにはないブルーの花色がよく映えます。※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗)
ラナンキュラスと一緒に植えたい草花オススメ品種5選(4~5)
4. ネメシア
ネメシアは鈴なりに咲く小花がキュート。細い茎と葉も可憐で、優しい雰囲気をかもし出します。主役のラナンキュラスを引き立てる脇役にピッタリ。さまざまな花色が楽しめるのも魅力です。※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗)
5. ビオラ
冬から春にかけての庭を彩ってくれるビオラ。パンジーよりひとまわり小さめの花を咲かせ、ナチュラルな花姿がラナンキュラスと相性バツグン。つぎつぎと花が咲くように、こまめに花ガラを摘みましょう。※参考価格:100~300円前後(3号ポット苗)
まとめにかえて
ロマンチックで優雅な花が魅力のラナンキュラス。色とりどりの花色で早春の庭を明るく華やかに彩ってくれます。エレガントなラナンキュラスを引き立ててくれる花と一緒に植えて、早春のガーデニングを楽しんでみませんか。









