薄い花弁の重なる様子が華麗なラナンキュラス。肌寒さが残る早春に咲き始め、いち早く春の訪れを知らせてくれます。

バラのように豪華な大輪の花が魅力で、ウェディングブーケやプレゼントにも人気の花。今回はラナンキュラスの育て方や、一緒に植えるのにオススメの草花を紹介します。

ラナンキュラスとはどんな花?

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  • キンポウゲ科キンポウゲ属
  • 球根植物
  • 草丈:20~60センチ
  • 原産地:中近東~ヨーロッパ
  • 参考価格:150~200円前後(1球)

ラナンキュラスはもともと湿原に自生していたので、カエルを意味するラテン語「ラナ」を語源として名付けられました。また深い切れ込みが入る葉が、カエルの足に似ていることに由来するという説もあります。

開花時期は3~5月。花色は黄色やピンクなどの淡いパステルカラーから、赤・オレンジなどの鮮やかな色、さらに紫などの落ち着いたシックな色合いもあり色とりどりです。

花の寿命が長く水持ちもよいので、切り花にも向いています。「魅力的」「名声」「純潔」などの花言葉があり、縁起がよいことから結婚式でも定番の花です。