海外旅行に行く前にチェックしておきたいのが、その国のトイレ事情。日本とは習慣や文化、宗教が全く異なるので、トイレの作法も気をつけておきたいところです。

安全で清潔な日本のトイレに慣れていると、海外のトイレ事情を知った時に驚いてしまうかもしれません。

今回は実際に海外でびっくりしたトイレについて、独自にランキング化してみました。また、海外旅行時のトイレトラブルの対策についても合わせてご紹介します。

海外のトイレびっくりランキング第5位

公衆トイレのほとんどが有料(ヨーロッパ全体)

1/6

Victoria Emerson/shutterstock.com

Victoria Emerson/shutterstock.com

海外のトイレびっくりランキング第5位は、ヨーロッパの公衆トイレがほとんど有料だったことです。

ヨーロッパでは空港や駅、観光地のトイレは有料になっていることが多いです。その理由としては、トイレの清掃、水道代、備品代など設備維持や、ホームレスが住まないよう防犯の問題などもあるそうです。

実際にトイレを利用する際は、入り口に常駐している清掃係に小銭を支払うか、無人の場合は入り口のゲートに小銭を入れて中に進むという流れです。金額は大体50セントから1ユーロくらい(日本円で約143円)でした。

いつもは小銭を多めに持ち歩いているのに、トイレに行きたい時に限って小銭がなくて、我慢しながら両替しにいったこともあります…。日本では無料であちこちにきれいなトイレがあるのはありがたいですね。

海外のトイレびっくりランキング第4位

使用済みのトイレットペーパーをゴミ箱に入れる(アジア圏)

2/6

画像出所:筆者撮影

画像出所:筆者撮影

海外のトイレびっくりランキング第4位は、使用済みのトイレットペーパーをゴミ箱に入れることです。

主に台湾や韓国などで多いのですが、トイレの横に少し大きめのゴミ箱が置いてあって「サニタリーボックスにしては大きいしなんだろう?」と思ったら、使用済みのトイレットペーパーを入れるゴミ箱でした!

アジア圏では下水管が細くて詰まりやすかったり、トイレットペーパーが水に溶けにくいなどの事情があるようです。ちょっと高級なホテルやレストランでも「紙を流さないで下さい」という注意書きをよく見かけます。

宿泊先のトイレなら自分や家族しか使用しないので我慢できそうですが、公共のトイレの場合は紙の山ができているだけで個室に入るのをためらってしまいます。特に夏場は臭い問題もあって結構大変でした…。

海外のトイレびっくりランキング第3位

ホースの水でおしりを洗うトイレシャワー(東南アジア)

3/6

画像出所:筆者撮影

画像出所:筆者撮影

海外のトイレびっくりランキング第3位は、ホースの水でおしりを洗うトイレシャワーです。

イスラム教では、トイレで用を足した後は水で洗って清めるという習慣があります。その影響を受けている東南アジアでは、トイレの横に水で洗い流すためのホースがついていることが多いようです。

日本のトイレにホースはありませんが、お尻を洗える温水洗浄便座がその代わりの役割を果たしています。

私は一番最初にホテルのトイレで使ってみたのですが、水圧が強すぎて床がびしょびしょになってしまいました…!ホースを使う時は、事前に便器に向かってシャワーの水量や向きなどを調整しておくと安心して洗えるようです。

海外のトイレびっくりランキング第2位

扉がないニーハオトイレ(アジア郊外の山奥)

4/6

Sitthipong Pengjan/shutterstock.com

Sitthipong Pengjan/shutterstock.com

海外のトイレびっくりランキング第2位は、扉がなくお互いに挨拶できるニーハオトイレです。

現在、中国の都市部にはきれいなトイレが増えていますが、一部の地方や山間部では未だにトイレの扉がなく、利用者がお互いに挨拶できる「ニーハオトイレ」があると言われています。

私もアジア郊外の遺跡をめぐるツアーに参加した際、似たようなトイレに遭遇したことがあります。本当に扉がなくて、一応仕切りみたいな壁はあるのですが、汚れた便器が至近距離で並んでいるのは衝撃的な光景でした…!

結局この時は少人数のツアーだったため、参加者がひとりずつ利用することで事なきを得ましたが、他の人の姿が見えている状態で用を足すというのはどうしてもできないですよね。

海外のトイレびっくりランキング第1位

砂漠の真ん中の青空トイレ(中東の砂漠)

5/6

画像出所:筆者撮影

画像出所:筆者撮影

海外のトイレびっくりランキングで1位に輝いたのは、中東の砂漠ツアーに参加した時の「青空トイレ」です。

私が当時参加した砂漠ツアーは、砂漠の遊牧民だったガイドが案内してくれるオリジナルのもの。ツアー参加者用のテントを設営していますが、トイレやシャワーはなかったため、砂漠の中で用を足す覚悟を決めました。

トイレに行く時は、砂漠の底にあるテントから砂丘を登っていって、下り坂になった影のところで…という感じでした(写真参照)。青空の下でするのは初めてでしたが、なんとも言えない開放的な気持ちになりましたよ。

ちなみに現在、ほとんどの砂漠ツアーでは、テントの中に水洗トイレやシャワーが用意されているようです。

海外のトイレトラブル対策

これまでの経験をもとに、海外旅行時のトイレトラブル対策を簡単にまとめてみました。

海外旅行にあまり慣れていない、日常的にトイレが近いという方は、参考にしてみてください。

6/6

August_0802/shutterstock.com

August_0802/shutterstock.com

トイレ用のアイテムを準備しておく

海外のトイレはトイレットペーパーがなかったり、全体的に汚かったりするので、日本からポケットティッシュや除菌シートを多めに持っていくのがおすすめ。水に溶けるティッシュペーパーだとそのまま流せるので便利ですよ。

観光客向けの施設のトイレを使う

どこの国でもそうですが、観光客向けの施設のトイレは比較的きれいなところが多く、そんなに困ることはありませんでした。有料だったりトイレットペーパーを流せない場合もありますが、汚いトイレに行くよりは良いかと思います。

トイレがある場所を事前に確認しておく

もし旅行の日程がある程度決まっているのであれば「明日はこのレストランでランチを食べるからトイレにも行っておこう」というような感じで、トイレがある場所を事前に確認しておくとスムーズに動きやすいです。

行ける時に行く

ツアー参加の場合は要所要所でトイレタイムを設けていますが、とりあえず行ける時に行っておくというのを徹底しておけば、ちょっと不安になったとしても「さっき行ったので大丈夫!」と安心感につながりやすいです。

あなたの海外トイレ体験は?

今回は海外のびっくりトイレランキングとトイレトラブルの対策をご紹介しました。

海外のトイレを見てみると、その国ごとに様々な習慣や文化、宗教があることがよく分かりますね。と同時に、海外に行くと「日本のトイレはとても安全で清潔だったんだ…」ということに改めて気付かされます。

あなたは海外でどんなトイレ体験をしたことがありますか?

参考資料

成瀬 亜希子