2. 老齢基礎年金(国民年金)とは?

老齢基礎年金は10年以上国民年金に加入し、保険料を納付すれば、通常65歳から終身もらうことができる年金です。

20歳から60歳までの40年間国民年金の保険料を払った場合で、2023年度の新規裁定の年金額は、月額6万6250円です。

出所:厚生労働省「令和5年度の年金額改定についてお知らせします」

40年間保険料を払って月額6万6250円のため、10年しか保険料を払っていない場合は、その4分の1となります。

実際は月単位で計算しますので、480ヶ月分の120ヶ月(10年)の計算です。

過去に払っていない期間や未納の期間がある場合、60歳以降から65歳未満まで「任意加入」という制度があり、480ヶ月になるまで増やすことが出来ます。

自営業や自由業の方、老齢基礎年金の期間しかない方は、国からもらえる年金が少ないため、国民年金(老齢基礎年金)とは別に、自分で老後の年金を準備しましょう。