1. 「厚生年金と国民年金」の仕組み。2023年度の年金額とは
まずは、日本の公的年金である、「厚生年金と国民年金」の仕組みについて確認しましょう。
国民年金は20歳以上60歳未満の方が原則加入します。保険料は一律となっており、加入期間により将来の受給額が決まります。
一方で厚生年金は会社員や公務員などが、国民年金に上乗せして加入します。保険料は収入に応じて変わるため(上限あり)、加入期間や収入により金額が変わります。
厚生労働省の資料より、2023年度の年金額の例も確認しましょう。
1.1 2023度の国民年金と厚生年金の年金額例(新規裁定者67歳以下の方)
- 国民年金:6万6250円(+1434円)
- 厚生年金(会社員の夫と専業主婦のモデル夫婦):22万4482円(+4889円)※夫婦2人分の国民年金を含む
1.2 2023度の国民年金の年金額:既裁定者(68歳以上の方)
厚生年金は2人分の国民年金を含んだ、モデル夫婦の金額となります。
ここから国民年金の満額をひくと、15万8232円となります。
著者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ58年(696か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、CFP®、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2026年2月7日)。
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)