先月、2023年度の年金額が発表されました。
国民年金・厚生年金ともに、3年ぶりのプラス改定となります。
一方で、マクロ経済スライドが発動したことにより、物価上昇ほどには年金額が増加しないこととなりました。
実質のところ、年金は目減りしているのです。
では、そんな厚生年金や国民年金だけで、老後は暮らせるのでしょうか。
老後2000万円問題が過去に話題となりましたが、実際は2000万円という数字が独り歩きしているのが現状です。
今回は、身近なようで意外と知られていない「老後資金」に焦点を当てて解説していきます。