2. 毎月の住宅ローン返済額と返済期間を考える

住宅ローンを利用した場合、借入後は毎月住宅ローンの返済をしなければなりません。

そのため、毎月無理なく返済できる金額と返済期間を事前に考えておくことが重要です。

調査報告書によると、住宅ローン年間返済額の全国平均は139万4000円で、月間の平均返済額に置き換えると約11万7000円でした。

出所:国土交通省「令和3年度住宅市場動向調査報告書」

年収に対する住宅ローンの返済負担率は全国平均で18.1%でした。

返済負担率とは、年収に占める年間返済額の割合を表したものです。

住宅ローンの返済期間は、35年以上が全国最多で72.5%でした。

長期にわたって住宅ローンを返済していくため、高齢になっても無理なく返せる金額であるか検討する必要があります。

返済期間を短くすると毎月の支払額が増えるので、家計から無理なく返済できる金額と期間を決めましょう。

現在賃貸に住んでいる人は、支払っている家賃を基準に無理なく支払える金額を計算するとイメージがしやすいですね。