この記事の3つのポイント

  • 公的年金の支給日は「偶数月の15日」(土日祝の場合は直前の平日)
  • 2021年度の平均年金月額は、国民年金5万6368円・厚生年金14万3965円
  • 「ねんきん定期便」などで見込み額を把握し、老後に向けた資産形成をスタートさせよう!

いつだって給料日というものは待ち遠しいものですが、老後の収入の代表格といえば年金です。給料日は会社によって違うかもしれませんが、年金の支給日は一律なので、銀行の窓口が混雑するのも少し納得してしまいます。

そんな混雑を避けるためにも本日はまず年金の支給日を確認し、老後の年金の参考にするためにも年金月額の月平均を見ていきたいと思います。

【注目記事】【年金】みんな「厚生年金と国民年金」は本当は月いくらもらっているのか

1. 【一覧表】2023年の「年金支給日」はいつ?

基本的に、国民年金と厚生年金の支払月は偶数月の15日です。前月までの2カ月分が、15日に支払われます。もし15日が土日祝日の場合、直前の平日に支払われます。

出所:LIMO編集部作成

例えば2022年12月分の年金は、2023年1月分と一緒に2023年2月15日に支払われます。このように、対象月と支払月が若干ずれるため、年金受給者が亡くなったときは未支給分が発生することもあります。

この場合は遺族が請求し、未支給分を受給することが可能ですが、反対に死亡月後の年金が支払われてしまった場合、返還する手続きが必要です。