平均年収400万円台の割合【男女別】
国税庁の「令和3年分民間給与実態統計調査」を見てみると、平均年収が400万円台の男性は537万人、女性は251万2000人となっています。
2021年の1年間を通して勤務した給与所得者5270万人のうち、給与階級別分布で最も多いのは、300万円超400万円以下の914万人(構成比17.4%)。
これについで400万円超500万円以下の788万人(同15.0%)が多い結果です。
ちなみに同調査によると、男性の平均給与は545万円、女性は302万円となっており、年収400万円台は男性だと平均よりやや低い・女性だと多いのが現状です。
女性の社会進出が進んだ昨今ですが、上図の給与所得者割合から見ても女性労働者の人数は男性の半数であり、年収も男性と比べて上がりにくいのが見て取れます。
次項では、年代別の平均年収について解説します。