1. 最新の「厚生年金と国民年金」の受給額データが公表

厚生労働省年金局は2022年12月、「令和3年度 厚生年金・国民年金事業の概況」を公表しました。

こちらの資料からは、2021年度末時点での公的年金の加入者数や被保険者数、国民年金(老齢基礎年金)や国民年金の受給額など、年金にまつわるデータを知ることができます。

今回公表された資料によると、国民年金では前年度から116円の増加、厚生年金は401円の減少となったことがわかりました。

出所:厚生労働省「令和3年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」

特に厚生年金では男性の減少が大きく、1362円のマイナスです。

ただし女性の厚生年金は増加傾向にあり、878円増えました。厚生年金は現役時代の報酬や加入期間で左右されるため、働く女性が増加傾向にあることが見て取れます。