年始につみたてNISAをスタートするメリット3選
年の始めである1月からつみたて投資を始めるメリットを3つ、ピックアップしました。
装いもあらたに、新しい年から資産運用の計画を立ててみてはいかがでしょうか。
1. 1月からスタートして上限枠を使い切る
つみたてNISAの年間投資枠の上限は40万円、月々に投資できる金額は約3万3000円です。
したがって、年間投資上限の40万円をスムーズに使い切りたい場合、1月からスタートするのが望ましいです。
極端な話ですが、12月にスタートした場合、繰越もできないので残りの投資枠約36万円は使わないまま終わってしまいます。
途中で金額変更の手続きをすることなく、そのままスムーズに投資上限枠を使い切りたい場合は、やはり1月スタートがベストな選択です。
ボーナス月設定の活用も
年の途中から始めたものの、年間投資上限枠まで使いたい、という場合は、特別に設けられた増額設定やボーナス払いにて対応することも可能です。
ただし、別途手続きが必要なので、忘れないようにしなければいけません。
上限枠まで使い切る必要がないという人は、特別スタート月にこだわる必要はありません。
2. きっかけをつくりやすい
資産形成を始めようと考えていても、日々の仕事や生活の中でついおざなりになってしまいがちです。
気がつけば今年も結局、投資に手を付けることはなかった、という経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
年の始めである1月は、何かを始めるにはよいきっかけとなります。今年こそは資産形成の計画を立てて、実際に投資を始めたいと考えている人は、行動してみてはいかがでしょうか。
3. 年間通しての損益が把握できる
投資データは基本的に、日、週、月そして年間の推移を見て運用成績を判断する材料とします。
1月から運用をスタートすると、まるごと1年分の投資データを得ることができ、月ごとの推移を確認できます。
運用2年目からは年間のデータが入手できるので、1月からのスタートにはあまり意味がないようにも思えますが、投資をスタートした年から正確な推移データを得られるのは、決して悪いことではありません。
せっかく運用を始めるのであれば、1月を良い機会としてスタートするのも良い選択でしょう。