2月~5月頃にかけて、庭に華やかな彩りを添えてくれるアネモネ。
寒さに強く、植えっぱなしでも大丈夫なので初心者にとっては育てやすい花です。
そんなアネモネは冬の花壇だけでなく寄せ植えにもオススメ。今回はアネモネの育て方、寄せ植えの作り方まで詳しく解説します。
1. アネモネの基本情報
- キンポウゲ科イチリンソウ属
- 多年草
- 草丈:15~50センチ
- 参考価格:300~600円程度(ポット苗)※球根は30円前後
球根植物のアネモネは古代より人との関わりが深く、神話や伝説にも数多く登場している花です。
白、オレンジ、赤、ピンク、紫、ブルーなどのビビッドカラー以外にも、近年では品種改良で黒やワイン色といったシックな色合いやニュアンスカラーも出回るようになりました。
一般的に知られる一重咲きのほか、八重咲き、半八重咲きなど花弁の形も豊富です。スタンダードな一重咲きは親しみがあり、どんな花とでも合わせられます。
一方、キクのように多くの花びらをつける八重咲きは、咲き開くにつれて徐々に姿が変わり、ゴージャスな雰囲気が魅力的。切り花としてお祝いの席などに飾られることもあります。
アネモネの花は夜や雨の日は閉じていて、明るくなると開くのが特徴。1週間ほど咲き続けるので花をたっぷり楽しめます。