2021年の今日公開された記事をプレイバック!もう一度読み直したい、「編集部セレクション」をお届けします。 (初公開日:2021年12月27日) |
もうすぐ2021年が終わります。コロナ禍で思うように外出できない昨今、空いた時間で「自分のライフプラン」としっかり向き合えた方がいるかもしれません。
普段はあまり考える機会のない「人生プラン」や「お金」(※編集部注)について、この機会にじっくり考えてみるのもいいですね。
今回は、誰にでも訪れる65歳以降のセカンドライフについてのお話です。
リタイヤ後、もし無職となったあとはどれくらいお金が必要なのでしょうか。現在の65歳以上世帯の貯蓄額を参考にしつつ、将来について考えてみましょう。
【※参考記事】50歳を超えてから「月30万円の不労所得」を作る4つの方法
1. 老後資金が2000万円と言われる理由
2019年に話題になった、「老後2000万円問題」。年金以外に自分で2000万円を貯める必要があるという金融庁の試算に、多くの人が驚きました。まずはこの算出根拠をおさらいしておきます。試算条件は以下のとおりです。
- 夫が65歳、妻が60歳の時点で、夫婦ともに無職
- 30年後(夫95歳、妻90歳)まで夫婦ともに健在
以上のモデルケースでの試算から、約2000万円が年金以外に必要となるという結果になりました。限定的なケースであることがわかりますね。
次では、この2000万円では収まらないケースも確認しておきましょう。