つみたてNISAって?

つみたてNISAとは、2018年1月から開始された、少額から投資信託が始められる、長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度のことです。

つみたてNISAの4つの特徴について解説します。

出所:金融庁「つみたてNISAの概要」

運用益が年間40万円まで非課税

通常、株式や債券・投資信託などの資産運用によって得た利益には、20.315%(所得税および復興特別所得税15.315%・住民税5%)の税金がかかります。

つみたてNISAによる運用で得た利益は、年間40万円までは非課税となります。

非課税運用期間は最長20年

つみたてNISAの制度によって非課税で運用できる期間は、最長で20年間です。よって年間40万円×20年間で、最大800万円を非課税で運用することが可能です。

出所:金融庁「つみたてNISAの概要」

日本国内にお住まいの18歳以上が対象

つみたてNISAが利用できるのは、口座を開設する年の1月1日現在で、日本国内に住んでいる人です。

これまでは20歳以上が対象でしたが、2023年1月1日からは18歳から始められるようになりました。

1人1口座しか開設できませんが、金融機関は1年単位で変更可能です。なお、つみたてNISAと一般NISAは併用して利用できません。

投資対象は要件を満たした投資信託

つみたてNISAの投資対象は、長期の積立・分散投資に適した一定の要件を満たす投資信託です。手数料が低水準、分配金が頻繁に支払われないなどの特徴をもつ、公募株式投資信託や上場株式投資信託(ETF)に限定されています。

※上記の特徴はいずれも2023年1月時点のものです。2024年からは、年間投資枠や非課税期間等が大幅に拡充する予定です。