4. 毎月いくら預貯金のつみたてが必要なのか
この大学進学費用を、毎月預貯金で積み立てる場合を考えてみましょう。
先ほどの、東海大学・医学部医学科を6年間で卒業するために必要な費用「約3600万円」を、「10年間」と「18年間」それぞれを準備期間として積み立てていく場合、ひと月の積立額はどのくらいになるか計算してみます。
3.1 10年かけて準備する場合
まずはさきほどの「3600万円」を、120か月(10年)で割ります。
- 3600万円÷120カ月=30万円
毎月この金額を貯蓄に回す、というのは一般世帯にとっては至難の業といってよいでしょう。
では、生まれた直後に預貯金をはじめたらどうでしょうか。
3.2 18年かけて準備する場合
同じ金額を、今度は216か月(18年)で割ってみます。
- 3600万円÷216か月=16万7000円
生まれた直後から積立を始めた場合であっても、ひと月17万円弱をつみたてていく必要があることがわかりました。