年末ジャンボ宝くじに当選したときの注意点
ここで、年末ジャンボ宝くじに当選した場合の注意点を紹介します。当選した場合、以下の点に注意してください。
【年末ジャンボ宝くじ】当選したときの注意点1.当選証明書をもらう
年末ジャンボ宝くじに高額当選したら、「当選証明書」をもらうようにしてください。高額当選したら、銀行の口座に急に大きなお金が振り込まれるわけですよね。1等当選ともなれば、7億円ものお金が口座に入ることになるのです。
税務調査を受けた時に、税金を払っていないのではないかと疑われる可能性も考えられます。そこで必要になるのが当選証明書です。当選証明書があれば、振り込まれたお金が宝くじの当選金であることを証明してくれます。当選証明書は必ずもらうようにしてください。
【年末ジャンボ宝くじ】当選したときの注意点2.贈与税や相続税に気を付ける
宝くじの当選金は非課税です。これは、宝くじを購入したときに税金支払っているからです。宝くじの売上の一部は、地方自治体の収益として納められます。購入した時点ですでに地方自治体に税金を納めていることになるため、当選金には税金がかからない仕組みです。
しかし、贈与税や相続税の対象になる可能性があります。まず、家族や友人に当選金を渡すと、贈与税がかかります。渡された人が税金に悩まないよう、注意したいですよね。ただし贈与税の基礎控除額は110万円ですから、年間110万円以内であれば贈与税はかかりません。大切な人にお金を渡す場合のポイントとして、押さえておいてくださいね。
また当選金の多くを残して亡くなった場合、相続税の対象にもなります。相続税の最高税率は55%です。
【年末ジャンボ宝くじ】当選したときの注意点3.共同購入したときは全員で受け取りに行く
当選確率をあげるために、宝くじを共同購入するケースは少なくありません。宝くじの当選金を人に渡すと、贈与税がかかると前述しました。宝くじを共同購入した場合、代表者が当選金を受け取ってほかのメンバーに分けると、贈与税がかかってしまいます。
贈与税がかからないようにするために、当選金は共同購入したメンバー全員で受取りに行きましょう。みずほ銀行の窓口で共同購入したことを伝え、それぞれで当選金を受け取れば贈与税はかかりません。