貯蓄を増やすためにみんな何をしている?
老後の生活資金に備える手段としては、公的保障や企業保障以外に自助努力による準備が重要です。
では一般的にどのような経済的準備をしているのでしょうか。
生命保険文化センターが「老後保障に対する私的準備状況」について調査したところ、何らかの手段で「準備している」と回答した人の割合は65.9%でした。
これを性・年齢別でみると、「準備している」は男性では40~60歳代で約7割、女性では50~60歳代で7割を超えています。
具体的な準備手段としては、「個人年金保険・変額個人年金保険や生命保険」が44.7%と最も高く、「預貯金」が44.2%で続いています。
性・年齢別の内訳をみると、男性は40~50歳代、女性は50歳代で「個人年金保険・変額個人年金保険や生命保険」が高く、「預貯金」は高年齢層ほど高くなっています。
今はつみたてNISAやiDeCoなど初心者でも始めやすい制度があり、投資を始めてみようという方も増えてきているように感じます。