保険選びの際に注意すべきポイント3点

生活環境が変化し、新たに保険に加入したい、今の保険を見直したいなど、保険を検討する機会は人生において何度か発生します。

保険を選ぶ際に、必ず注意しておきたいポイントをご紹介します。

1. 公的保険の内容を確認する

保険は万が一の事態が発生した場合に、経済的損失をカバーするためのものです。この経済的損失は、必ずしも民間で加入する保険でしかカバーできない訳ではありません。

万が一世帯主が死亡した場合は、残された家族には「遺族年金」が支払われます。また、病気やケガで入院した場合でも、「高額療養費制度」を利用することで、自己負担額を一定額以内に抑えることが可能です。

こうした公的保険の保障内容は、自身の家族構成や就労形態によって異なります。

万が一の場合にどの程度の保障が受けられるかは、民間の生命保険に加入する前には必ず確認するようにしましょう。

2. 自分に必要なサイズを把握する

自分にとって必要な保障のサイズ(保険金や給付金の金額)を把握しておくことも重要です。

保険は万が一の事態に備えて安心感を得ることができますが、自分の身の丈に合わない保険は無駄になってしまうと同時に、保険料の負担も家計を圧迫することになります。

結婚した、子どもが生まれた、住宅を購入したなど、さまざまなライフイベントの変化に伴い、自身が必要とする保障のサイズも変化します。

定期的にライフプランニングを実施し、自身に必要な保障のサイズを把握することは、保険選びのうえでも重要といえます。

3. 複数の保険を比較して選択する

保険に加入する場合は、複数の保険会社の保険を比較して選択することがおすすめです。

同じ目的の保険でも、保険会社によって保障の内容や給付条件、特約の種類などはさまざまです。また、保険料も保険会社によって異なります。

特定の保険会社の担当者に任せるだけでなく、複数の保険会社の商品を比較検討し、自分に合った保険を選ぶことが大切です。