関西弁の「また」には2つの意味がある!

関西弁の「また」には、大きく分けると2つの意味があります。

LIMO編集部作成

「また次もしよう」

1つは、「また~しよう」「もう1回~しよう」です。

普段からよく遊んでいる友達に対して、「また次も遊ぼうね!」と言うような感覚で使います。

関西以外の地域に住んでいる方も、「もう1回一緒に遊びたいな」という意味合いで「また遊ぼ」を使っている方が多いのではないでしょうか。

「機会があれば~しよう」

もう1つの意味は、「今度~しよう」「機会があれば~しよう」です。

普段からよく遊んでいる友達だけでなく、初対面の相手に対しても「今度一緒に遊ぼうよ」「予定が合う日があれば遊びに行こう!」という意味合いで使います。

「また」のなかには「再び」だけでなく、「今度」や「機会を作って」というニュアンスが含まれているのが、関西弁の特徴でしょう。

全国各地で視聴できるドラマやバラエティでは、「今度~しよう」という意味で「また~しよう」と発言している場面がよくあります。

コテコテの関西弁であれば関西人も「伝わらないだろうな」と別の表現に言い換えられますが、頻繁にメディア等で「また~しよう」というフレーズを耳にするため、関西特有の表現と気づかず無意識に使っているのかもしれません。