3.4. 項目(4)所得税額および復興特別所得税額
年金支払額から社会保険料と扶養控除や障害者控除など各種控除額を差し引いた後の金額に、5.105%の税率を掛けた額です。
社会保険料は特別徴収された介護保険料、後期高齢者医療保険料または国民健康保険料(税)の合計額となります。
3.5. 項目(5)個人住民税額(※)
年金から特別徴収(天引き)される個人住民税が記載されています。
住民税には市町村税と都道府県民税があり、一括で納税します。
3.6. 項目(6)控除後振込額
年金額から特別徴収(天引き)される社会保険料、所得税額および復興特別所得税額、個人住民税額を差し引いた後の振込金額が記載されています。
いわゆる手取り額が(6)ということになります。
参考資料
- 厚生労働省「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「大切なお知らせ、『ねんきん定期便』をお届けしています」
- 日本年金機構「年金振込通知書」
- 金融広報中央委員会「介護保険料の具体例」
- 厚生労働省「全国の地域別介護保険料額と給付水準を公表します」
- 厚生労働省「後期高齢者医療制度の令和4・5年度の保険料率について」
尾崎 絵実